2012年06月19日

ぎこちない誘惑:椎崎夕


<あらすじ>
退っ引きならぬ事情で、加藤嘉仁というひと回り年上の男を誘惑しなくてはならなくなった苦学生・末廣慎。まずは加藤の行きつけのカフェへバイトとして潜入、接触の機会を窺うことに。そんな折、ふとしたきっかけで当の加藤から人好きのする笑顔を向けられ、慎は戸惑いつつ親しくなっていく。いつしか「誘惑」のことも忘れ加藤に惹かれるが…。


先日、あらすじにひかれ手に取り、中もぱらぱらと目を通したらおもしろそうだったので買った本。ブクログに登録する時に、既読であったことが判明。
…その後読みましたが、最初から最後まで新鮮に読めました。
そんな残念な記憶力の持ち主の私は、この『ぎこちない誘惑』が『スペアの恋』のスピンオフだと言われても、???状態。
憶えてなくても十分楽しめましたけどね。


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2011年11月03日

愛人関係 執着:椎崎夕



<あらすじ>
孤独を抱え、誰にも頼らず、甘えることを知らずに生きてきた智之は、高島一成と知り合い、初めて人の温もりを知った。どうして一成は自分みたいな人間に優しくしてくれるんだろう?そんな疑問を抱えたまま一成の強引さに流されるようにして愛人になることを承知した智之だったが、ある日、その理由を知ってしまう。それは、智之の過去とも大きく関わるものだった。一成への罪悪感と恋しさが募るなか、どんどん追いつめられてゆく智之だったが…。


タイトル通り、執着のお話でした。



ネタバレ上等の方のみ、続きをどうぞ。


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2011年05月31日

愛人関係:椎崎夕


<あらすじ>
複雑な事情を持ち祖母とふたり暮らしている智之は、ある日、祖母が営むフラワーショップ「かがみ」でひとりの端整な男、高島一成と出逢う。
若いながらいくつもの店のオーナーである高島は、つねに罪悪感に苛まれ居場所を持たない智之に人のぬくもり、誰かと一緒に過ごすことの楽しさを思い出させた。
高島を強く意識するようになる智之だが、それが恋なのかどうかもわからない。
そんなとき、高島から智之の夜を買い取ると提案されるのだが・・・


まさかの続き物だった( ̄□ ̄;)


ネタバレあります。

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2011年03月07日

ひとでなし:椎崎夕


<あらすじ>
忘れるな。おまえの身体は
 おまえのものじゃない。私のものだ。

三日に一度、鳴り響く携帯電話の呼び出し音は、拷問が始まる合図だ――システムエンジニアの長峰克史は、三年ぶりに本社に戻ったが、ろくな仕事が回ってこず不満の毎日だった。
さらに、ある男との出会いが長峰をより過酷で屈辱的な状況へと追いやる。
新たな出向先の上司、里見京一郎。
長峰は半ば脅されるように里見と関係を持つことになったのだ。
恐ろしいほどの執着を見せる里見に、何とか抗おうとする長峰だが、抵抗はすべて退けられる。
そのうえ、里見との情交はいつしか悦楽が苦痛を凌駕するように…。
そんなはずはない、そんなことは許せない。
奈落の底に引きずり込まれていく自分を感じる長峰だが!?



gkbrしながら読み始めたんですが、意外と…。

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2010年11月02日

はじめてのひと:椎崎夕


<あらすじ>
「好きになってはいけない、恋してはいけない相手だなんて、知らなかった・・・」

家族を交通事故で失った川村真巳は、入院中の祖父と一緒に毎日をつましやかに暮らしていた。
コーヒー好きの祖父のため持ち帰りができる店を探していた真巳は、
隠れ家のような喫茶店「翠雨」を知る。
誰にも頼ることを知らず甘えようとしない真巳を、店の主人である江島は優しく見守っていた。
そんな江島にどうしようもなく惹かれていく真巳だが、
江島の存在を知った祖父から、彼とはもう会わないでほしいと言われてしまう、彼は赦せない相手だから、と。
混乱し、納得できずにいた真巳だが、そんなとき、男にキスしている江島を見てしまい!?



椎崎さんの切ないお話はすごく好きです。

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2009年08月12日

帰る場所:椎崎夕



※完全にネタバレしてますので、未読の方、どうぞお気をつけください。


<あらすじ>
室瀬玲一は姉の形見の喫茶店を営みながら、姪・桃子を育てている。ある朝、店の前に男が行き倒れていた。男を家に上げ、介抱する玲一。その男・西崎征一は、七年前に姿を消した桃子の父を思い出させ、玲一はいい感情を抱けない。そんな折、地上げ絡みで嫌がらせを受ける玲一達のもとに、桃子の祖父の使いが現れ、桃子を引き取るといい…。


このころの花丸の作品って、こんな感じだったよね。
桜木知沙子さんの「札幌の休日」とか月村奎さんの「WISH」とか。
今のBLにくらべると随分雰囲気違うんだけど、あの頃はこういうのが大好きだった。
今読んでも、やっぱり好き。
原点なのかもしれないです。

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2008年05月09日

非保護者:椎崎夕



※盛大に、ネタバレしてます。

<あらすじ>
麻倉征、19歳、大学生。彼には8歳年上の同居人がいる。ひとり暮らしをする征に父親が寄越したお目付役・瀬尾篤史だ。
幼い頃から傍で自分を見守ってくれていた瀬尾と数年ぶりに一緒に暮らすことになった征だったが、瀬尾に対してどうしても素直な態度を取れない。
かつて征にとって誰よりも大切な存在だった瀬尾。だが、ある時を境にふたりの関係は大きく変わってしまっていたのだ・・・
会社員×大学生モノ。

保護者にあらず、って保護者以外の人全部だなー。
ということで、自分的にはものすごくインパクトのあるタイトルでした。



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2007年12月10日

年下の男:椎崎夕




<あらすじ>
逃げなかったじゃないですか―大澤敬と館上の出逢いは最悪だった。通勤電車で敬は館上から痴漢と間違えられたのだ。その数十分後、ふたりは上司と部下として再会する。おまけに、どんな偶然かふたりは同じアパートの隣人でもあった!気の強い敬に、人の好い、そのくせ複数の男女とつきあう館上。対照的なふたりだったが、いつしか親しくなる。ところが、酔った勢いで寝てしまったことからふたりの関係は激変してしまい―。
会社員×会社員モノ。


このズバリ直球なタイトルにヤラれました。
・・・年下の男、なんて素敵な響き(笑)
それにしても、私の中で、高久さんのメガネ受はツンデレ美人という方程式が。
たまたま前に読んだのも、ツンデレメガネ美人がでてきただけなんですけどね・・・。





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2007年11月26日

『コイビト』:椎崎夕



※ネタバレになるかもしれないです・・・。

<あらすじ>
ひとつのドアベル。それが菅谷僚平の運命を大きく変えた。開いたドアの向こうに立っていたのは、3年前に別れた高階とその妻であり僚平の義姉であるいずみ、そしてふたりの子供の翔太の3人だった。僚平と3人の同居生活が始まる。すでに高階との関係は過去のものになっていたはずなのに、彼は僚平にあれこれと手を出してくる。だが、僚平には既に左右田という相手がいた。はたしてこの行方は…。
大学生×大学生モノ。


最近、すっかりハマり気味の椎崎夕さんです。
絶版本だし、Amaz●nでは微妙な値段がついてるし、半ば諦めてた一冊なんですが、幸運にも手に入れることができました。(しかし、もう一冊狙ってるのがあるんですけど、あれは難しそうです・・・)
あああ、なんてことー。
こんないい作品が絶版だなんて(>_<)
是非とも復刊を!!
それにしても、20世紀の花丸文庫は、こんなにも奥ゆかしいものだったのか・・・。
そっちも衝撃(笑)




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posted by 棗 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椎崎夕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

本当のことは言えない:椎崎夕


<あらすじ>
向井晴臣は、大学時代の元同級生・篠倉司と偶然再会。晴臣がゲイだと知りながらも、家族ぐるみで受け入れる篠倉の傍は居心地がよく、篠倉と過ごす時間が増えていく。そんなある日、トラブルが重なり、晴臣は思わず八つ当たり気味に篠倉を誘ってしまい身体の関係に。それでもまったく態度を変えず、晴臣に接する篠倉の傍は離れ難いが…。
院生×会社員モノ。

椎崎夕さんといえば、切ない。
切ないといえば、椎崎夕さん。
私の中で、そういう位置づけの作家さんなんです。
今回は、「あなたの声を聴きたい」のスピンオフということで、亨をいじめて(笑)いた、向井が主役です。
・・・あの向井で、切ないのか?と少々ビビり気味でしたが、きちんと切ないお話で、あまりの切なさに身悶えました(笑)




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posted by 棗 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椎崎夕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

あなたの声を聴きたい:椎崎夕



<あらすじ>
祖母を亡くし、一人暮らしをする大学生の中里亨。
ある日、宅配のアルバイト中に配送先の家から悲鳴が聞こえ、駆けつけたところ、その家の主、春梅が倒れていた。
そこへ帰宅した春梅の孫、早見貴之が帰宅し、強盗の嫌疑をかけられてしまう。
すぐに、疑いは晴れたものの、宅配のバイトはクビに。
そんな亨のもとに、偶然貴之が現れ、なぜか春梅の見舞いにいくことになってしまう。
亡くなった祖母を思い出される春梅と会うことが楽しくなり、春梅の家に頻繁に出入りするようになる、亨。
そのうちに、最悪の印象だった貴之を見る目もかわり…。
会社員×大学生モノ。


オトナ×コドモが読みたい!
切ない受けちゃんが読みたい!
という、欲望に忠実なチョイス(笑)
でも、想像以上の切なさに、のたうちまわりました…。
初の椎崎さんでしたが、この方は基本こんな感じなんでしょうか?
なんてたって、ルチルであの厚さで、しかもあとがきすらないという…。
うーん、これは大ヒットでした。
あはは、切なくて泣いてしまいましたよ…。



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posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椎崎夕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする