2012年08月13日
てのひらにひとつ:夕映月子
<あらすじ>
経営学部生の和音は、塾講師のバイトをしている。そこへ社会人の日下部が、医学部受験のために入塾してきた。本来の志望進路もゲイである己の恋心も、すべてを諦めてきた和音。誕生日の夜、胸にしまい込んだその秘密を、和音は日下部に吐露する。現実的ではない夢のためにひとり戦う日下部は、ただ黙って話を聞いてくれた。そんな年上の男に、和音の心とからだはやがて惹かれてゆき…?優しい年の差ロマンス。
夕映月子さんの前作は山岳モノでかなりよかったので、今回はどんな作品かなあと楽しみにしてたんですが、かなりストレートに恋愛モノで、ものすごい好みでした。
この作家さんの雰囲気すごく好きかもしれない!
次回作も楽しみです。
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2012年02月05日
リアルライフゲーム:夜光花
<あらすじ>
華麗な美貌の道田佳宏は、八年ぶりに幼なじみの平良と再会する。学生時代には友人の透矢、翔太を含めた四人でよく遊んでいた。久しぶりにみんなで集まってゲームをしようとの平良の提案で四人は集まるが、佳宏は用意されたものを見て愕然とする。そのゲームは、マスの指示をリアルに行う、人生ゲームだったのだ。しかも、ゲームを進めるにつれ、シールで隠されているマスにはとんでもない指令が書かれていることを知り…。
指令:隣の人とセックス―。
水原さんの「二本の赤い糸」を読んで、積んでたコレを引っ張り出してきました。
…積みすぎ。
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2011年11月10日
眠れない夜のすごし方:雪代鞠絵
<あらすじ>
高校生の藤沢佳は失恋のショックでお酒を飲んでいたところを、通りかかった医者の津村峻とカフェのマスター沢渡香澄に助けられる。酔って香澄に怪我をさせてしまった佳は、峻に脅され放課後カフェでバイトすることに。口が悪く、普段は佳をからかってばかりの峻だったが、実は誰よりも佳を心配していて―。単行本未収録作品プラス続編書き下ろしでお贈りする、ハートウォーム・ラブストーリー。
全寮制櫻林館学院のシリーズを読んでから、雪代鞠絵さんがプチブーム(笑)
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2010年06月03日
銀月夜:夜光花
<あらすじ>
「俺はあんたを手の内に引きずり込む。あんたがどんなに嫌がろうとな」。ある組織に両親を殺され、恨みを持っている銀颯人のもとに、ひとりの男が現れる。その男・佐倉遼は、銀と同じく組織を恨んでおり、皆殺しにするためなら手段を選ばない、残酷な計画を銀に持ちかけてきた。目的は同じでも、汚い手段を受け入れない銀を、佐倉は強引に陵辱し、銀の中に潜む『黒い本能』を揺さぶってくるが…。望まないのに、必然的に重なってしまう、ふたりの軋む運命は―。
あの銀のお話デス(≧∀≦)
※ネタバレというか、いろいろ書いてます。ご注意ください。
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2010年04月05日
二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊2:夜光花
2009年05月26日
2009年02月17日
運命的な恋人:夜月桔梗
<あらすじ>
ロンドンの名門ホテルでVIPを担当するゲストリレイションズのカイリは、ある日突然さる“賓客”から専属バトラーとなるよう指名を受けた。相手は世界的大富豪の後継者で16歳の天才児、そして7歳のときカイリに求婚してきた、ラルフ・ウィリアム・ロシュバード―。“財も名声も社会的立場も手中にある彼が、なぜ一ホテルマンのわたしを…?”運命が熱くからみあう、ゴージャスBL。
大富豪×バトラーモノ。
絶賛積読本消化週間中。
・・・三年も前から積んでおりましたよ、この本。
想像より、トンデモでもトンチキでもなく、コバルトだな〜ってお話でした。
あらすじだけよむと、華々しいBLを想像しがちですけど、エロありませんからこの話(笑)
夜月さんなのに!と、ちょっと驚いたよ。
さすがコバルト・・・。
変なところで、腰が引けてるよねえ(笑)続きを読む
2008年12月02日
2008年09月24日
honey:雪代鞠絵
<あらすじ>
両親を失い天涯孤独の身となった十四歳の雪村史緒は、エリート外科医で二十七歳の久保貴志に引き取られる。同居生活三年目のある夏の日、貴志との些細な諍いが原因で、史緒は階段から転倒―目を覚ますと、貴志に関する記憶を一切失い、別人格になっていた。負けん気が強く生意気だった史緒とは違い、無邪気で素直になったシオは、貴志に幼い恋心を抱く。ひたむきにセックスを求めるシオを相手にしない貴志だったが、シオを通して史緒の本質に気づき、惹かれ始める…。切なくもすれ違う二人のピュア・ロマンス。
外科医×高校生モノ。
いまBL界は記憶喪失モノのムーブメントが起こってる!
ビバ・記憶喪失モノ!
そんなわけで、読んだのにすっかり感想書くタイミングを逃してた、雪代さんの「honey」です。
・・・しかし、門地さんのイラストは、エロいなあ。
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2008年05月04日
凍る月 :夜光花
<あらすじ>
二十歳になったら死ぬ子供…。そう予言された光陽が、間もなく二十歳を迎えようとしていた。予言を知らず、家の中に閉じ込められるようにして育った光陽は、祖父と約束した「二十歳になったら自由にしていい」という言葉を信じ誕生日を楽しみにしていた。しかしある日、光陽の前に美術愛好家の梁井と名乗る男が現れる。梁井は光陽を屋敷に呼び寄せ、「契約」を取り付けようとしてくる。「契約」の内容はとても屈辱的なもので、光陽には耐えられそうになかったが、「お互いが死なない為に必要なこと」だと言われ…。
獣人×餌の少年モノ。
なんつーか↑ほかの書き方なかったんだろうか(笑)
でもまあ、そういう話だしね。
ということで、「やっぱり獣が好き」第2弾は、すっかり感想書きそびれてた、「凍る月」です。
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2008年03月29日
甘い蜜の褥:弓月あや
<あらすじ>
「褥の中では、私を旦那様と呼びなさい」家族に愛されて暮らしていた瑞葉は、倒れた姉の代わりに男の元に嫁いだ。そして、挙式の夜に媚薬を盛られ、夫・秋良から妻の務めだと抱かれてしまう。昔から兄のように慕っていた彼からの突然の行為に戸惑った瑞葉は、その手を拒み、座敷牢に監禁されて―!?囚われ抱かれる日々の中で、時折見せる彼の優しさに触れる度、姉ではなく自分が愛されているのかもと哀しい錯覚をしてしまうが。
※いつも以上に、ネタバレしてます!
以前から思ってましたが『褥』って言葉エロくていいですよね(笑)
あと、『閨』とか。
それにもまして、花嫁モノにでてくる『旦那様』って、なぜにこう無駄にエロスなんでしょうか。
・・・シチュエーションの問題でしょうかね。
まあ、どうでもいいです、そんなこと(笑)
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2007年09月10日
ずっと君が好きだった。:夜光花
<あらすじ>
「五年間好きでいてくれたら、お前のこと好きになるよ」高校時代に八木に告白されて裕紀はそう答えた。これをきっかけに二人の友人付き合いが始まる。役者の道を志したバイト生活の裕紀に、八木はご飯を作り励ましてくれた。いつしか実直で優しいその男は裕紀にとって、かけがえのない親友になっていた。そして五年後。ずっと裕紀を想い支え続けてきた八木から二度目の告白をされる。恋人は嫌だが八木と離れたくなかった裕紀は、キスや愛撫を受け入れてしまい…。
公務員×劇団員モノ。
懲りもせず、あいかわらずあとがきから読んでしまい、そこに驚愕の一文を発見しました。
「今回は明るめに!過去のトラウマとか一切なしの方向で!攻めもいい人に!誰も死なない&殺さない!」
攻めもいい人に!て・・・。
夜光さんなのに(・・・なにかものすごい間違った認識を持ってるし)
にわかに信じがたいものがありましたよ・・・。
そして、結局、最後の最後まで、いつ攻めが豹変するのか待ちかまえてしまいました(笑)
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2007年06月04日
シガレット・ラブ:雪代鞠絵
雪代 鞠絵著
幻冬舎コミックス (2007.5)
ISBN : 4344810058
価格 : \580
通常24時間以内に発送します。
幻冬舎コミックス (2007.5)
ISBN : 4344810058
価格 : \580
通常24時間以内に発送します。
<あらすじ>
恋人の暴力により病院に運び込まれた智紘は、その時治療にあたった医師・高藤と幸せな日々を送っていた。しかし、昔の恋人に居場所がばれてしまい――!?
外科医×患者モノ。
あらすじの「恋人の暴力」の部分で、一瞬悩んだんですが、木下けい子さんのイラストにひかれて、ついぽちっと・・・(笑)
・・・あああ、やっぱり、私には地雷ネタだったなあ。
おもしろくないとかいうんじゃないんですよね。
ただ単に、自分の中で、最高に苦手なネタなんですよ。
DVモノ・・・。
そういう意味では、がっつりそのテーマで書かれてるので、読みごたえはあるかと。
本当に、なんど本を読むのをやめようかと思ったくらい、怖かった(泣)
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2007年04月22日
ビューティフル・サンデー:雪代鞠絵
ビューティフル・サンデー
posted with 簡単リンクくん at 2007. 4.22
雪代 鞠絵著
心交社 (2007.2)
ISBN : 4778103246
価格 : \893
通常24時間以内に発送します。
心交社 (2007.2)
ISBN : 4778103246
価格 : \893
通常24時間以内に発送します。
※はげしく、内容に触れてます・・・。
<あらすじ>
大企業に勤める野心家のエリート・北見恭輔は、自他共に認める順風満帆な人生を歩いていた。
専務の上司との婚約が決まり、出世のための大阪支社への転勤も決まっていた。
その転勤の前夜、婚約者の弟である小鳩から突然の告白を受ける。
適当にあしらおうとするものの、遊び相手の男との別れ話を見られてしまい、弱みを握られた恭輔は、大阪にいる間だけの期間限定の恋人としてつきあうことに。
週末ごとに東京から大阪までやって来る小鳩を、最初は酷く扱うものの、どこまでも純粋でまっすぐな小鳩を前にして恭輔の気持ちも変わっていくのだった・・・。
エリートサラリーマン×高校生モノ。
オトナ×コドモモノが読みたい!と思った時に、この表紙に惹かれて購入(笑)
よくみると小鳩の携帯ストラップのあざらしが、このシリアスな雰囲気の中、非常にきわだっていました・・・。
しかし、いいですねー、余裕綽々のオトナの男が、高校生の男の子に振り回されてるっていうのは(笑)
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2007年04月21日
七日間の囚人:夜光花
夜光 花著
徳間書店 (2007.3)
ISBN : 4199004327
価格 : \540
通常24時間以内に発送します。
徳間書店 (2007.3)
ISBN : 4199004327
価格 : \540
通常24時間以内に発送します。
<あらすじ>
カフェで働く鷺尾要は、ある日目覚めると、全裸で鎖につながれ監禁されていた。
しかも、隣で眠るのは、同じカフェで働く長瀬亮二。
手錠でつながれ、離れることができないが、要はこの亮二のことが、実は嫌いだった。
しかし、一体誰が何の為に、こんなことをしたのか、わからないまま時間だけがすぎていき・・・。
カフェ店員×カフェ店員モノ。
かなり出遅れ気味ですが、夜光花さんの新刊です。
監禁モノって、実はあんまり・・・だったりするんですが、今回はひとりではなく、二人が監禁されるっていうのが、なんか映画「SAW」っぽいかなーと思ったのと、皆さまの評価が、おもしろいほどに真っ二つに分かれてたので、無性に読みたくなってしまいました。
四月に入って、本当に全然BL読んでなくて、久々に読んだのがこれだったんですが、免疫落ちたんですかねー、なんか妙にエロいなーと(笑)
やっぱり、夜光さん、好きだなー・・・。
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2007年02月13日
夜を閉じ込めた館:夜光花
夜光 花著
竹書房 (2007.2)
ISBN : 4812430089
価格 : \600
通常24時間以内に発送します。
竹書房 (2007.2)
ISBN : 4812430089
価格 : \600
通常24時間以内に発送します。
<あらすじ>
ドールハウス作家の岸田智洋は、あるパーティで知りあった椿という男に、取り壊し予定の別荘のドールハウスを作って欲しいと依頼を受ける。
田舎の山中に建てられたその別荘は、車かヘリでしか向かうことができないため、完成までそこに住み込むことになった、智洋。
年末を目の前にした日、亡くなった椿の母親の追悼式が行なわれることに。
そして雪に囲まれた別荘は陸の孤島になり、第一の殺人事件が起こるのだった・・・。
旧華族×ドールハウス作家モノ。
久しぶりの夜光花さんです。
あちこちで評判良かったのと、やはりミステリーの要素が強そうだったので、これは読まねばと。
そしてなによりも、イラストレーターさんが男性というのが、みょーに気になりまして(笑)
時代、変わったなあ・・・。
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2007年02月04日
全寮制櫻林館学院〜ゴシック〜:雪代鞠絵
雪代 鞠絵, 高星 麻子 / 幻冬舎コミックス
Amazonランキング:6551位
Amazonおすすめ度:
Amazonおすすめ度:

※多少、ネタバレしてます。
<あらすじ>
ある事情によって、五月という中途半端な時期に全寮制櫻林館学院に編入することになった村生春実は、編入初日に、上級生の朝水志貴に怪我をさせてしまう。
その罰に、毎朝志貴の世話をすることになったものの、ソルトラムというグループの一員で下級生からも人気の高い志貴のそばにいることで、いやおうなしに春実は目立ってしまい、嫉まれることに。
そして、ある日、学園の秘密行事である『子羊狩り』が開始されてしまう。
何も知らないまま、春実は子羊に選ばれてしまい、狙われることに・・・。
上級生×下級生モノ。
ビバ、全寮制学園モノ!
ということで、好物のシチュです(笑)
しかも、攻はハイソサエティの香り高きええとこのボン。
一方の、受ちゃんは、過去のある事件からトラウマを抱えたうえに、不幸を一身に背負ったかわいそうな子・・・。
全寮制学園モノで、トラウマ系にして、なによりハーレク○ン系!(※注ハーレク○ン系=不幸な受が、ハンサムで金持ちの攻に見初められ、紆余曲折の涯、ハッピーエンド♪ Byマイ辞書)
萌えないわけがない(笑)
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2006年10月28日
『不確かな抱擁』『灼熱を呼べ』『愛にふれさせてくれ』『月を抱いた』『シャンパーニュの吐息』:夜光花
前々から、じたばたするほど(笑)おもしろいなと思ってたんですが、非常に感想が書き難いなあと感じる夜光花さんです。
全作は読めてませんが、一応五作ほど。
プチ感想です。
<あらすじ>
変わりたい―。昔から、北斗の行く所には災いが起こる。その為、接触嫌悪症を患った北斗は部屋に閉じこもりがちの生活を送っていた。自分を取り巻く不思議な因縁はいったい何なのか…。その原因を突き止めるため、北斗は母の故郷、八ツ島へ向かった。七歳の頃その島で記憶を失ったのだ。記憶をたどれば、どこへ行っても疫病神の自分を変えられるかもしれない。しかし、そこで北斗を襲ったのは、再度の記憶喪失だった。島に着いてからの記憶がない北斗の身体には、誰かと抱き合った後のような痕跡が残っていて…。幾重にも折り重なる謎と屈折した人の感情が絡まりあう、エモーショナルラブストーリー。
この作品が、一番好きです。
それは××プレイがあるから(笑)
というのは、おいといて・・・。
やはり、設定でしょうか。
閉鎖的な島、古くからの因習、舞台装置としては最高です。
しかも、その渦中にいるはずの主人公の北斗には、なにもわからない。
読んでる側も少しずつ、謎が解けていく・・・。
最後の最後まで、二人の関係も、島の秘密も目が離せなくて、非常に楽しめました。
<あらすじ>
「お前が俺と付き合うなら、もうこなもの造るのはやめる」連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。裕也がその条件をのみ、竜治に抱かれた後も爆弾魔の犯行は一向に途切れる様子はない。竜治が犯人であるはずがない。そう信じたい反面、疑いを隠せない裕也の心を竜治もまた敏感に感じ取っていた。果たして竜治は犯人なのか。本当の恋人ではない、友人にも戻れない、二人のもろい関係が崩れ始めていく―。
この二冊は続き物ですね。
うっかり、先に「愛にふれさせてくれ」を買ってしまい、しばらく読めませんでした(笑)
なんていうか、この作品はやっぱ竜治、ですね。
真剣に彼を怖いと思いました。
<あらすじ>
恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
確かこの作品が、夜光さん初読みでした。
これは、ストーリーもさることながら、イラストがもう・・・。
麻生海さんが描かれてたことに、気付きませんでした。
それくらいいつもの雰囲気と違ってて、この作品のイメージとぴったりあってて。
直樹の罪は・・・読んで確かめてください。
<あらすじ>
10年前に死んだ弟がなぜ目の前に──!?
レストランのオーナー・矢上が出逢ったのは、店で働くギャルソンの瑛司。綺麗で儚げな容姿は生き写しでも、瑛司の明るく快活な性格は弟と正反対だった。末だ弟の死を悔やむ矢上は、別人だと頭では否定しながらも瑛司に惹かれていく。そんなある日、矢上は瑛司への想いを抑えられず抱いてしまうが…!? この腕の中にいるのは誰?──ミステリアス・ラブ。
あらすじの通りです(笑)
ホントに、あんたは一体何者なのか?
正直、えっちシーンにはさほど萌えず、ストーリー真剣におってました。
タイトルのイメージとは違う、なんだか夜光さんっぽい、どろどろした展開で、結構裏切られました・・・。
全作は読めてませんが、一応五作ほど。
プチ感想です。
夜光 花著
<あらすじ>
変わりたい―。昔から、北斗の行く所には災いが起こる。その為、接触嫌悪症を患った北斗は部屋に閉じこもりがちの生活を送っていた。自分を取り巻く不思議な因縁はいったい何なのか…。その原因を突き止めるため、北斗は母の故郷、八ツ島へ向かった。七歳の頃その島で記憶を失ったのだ。記憶をたどれば、どこへ行っても疫病神の自分を変えられるかもしれない。しかし、そこで北斗を襲ったのは、再度の記憶喪失だった。島に着いてからの記憶がない北斗の身体には、誰かと抱き合った後のような痕跡が残っていて…。幾重にも折り重なる謎と屈折した人の感情が絡まりあう、エモーショナルラブストーリー。
この作品が、一番好きです。
それは××プレイがあるから(笑)
というのは、おいといて・・・。
やはり、設定でしょうか。
閉鎖的な島、古くからの因習、舞台装置としては最高です。
しかも、その渦中にいるはずの主人公の北斗には、なにもわからない。
読んでる側も少しずつ、謎が解けていく・・・。
最後の最後まで、二人の関係も、島の秘密も目が離せなくて、非常に楽しめました。
夜光 花著
<あらすじ>
「お前が俺と付き合うなら、もうこなもの造るのはやめる」連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。裕也がその条件をのみ、竜治に抱かれた後も爆弾魔の犯行は一向に途切れる様子はない。竜治が犯人であるはずがない。そう信じたい反面、疑いを隠せない裕也の心を竜治もまた敏感に感じ取っていた。果たして竜治は犯人なのか。本当の恋人ではない、友人にも戻れない、二人のもろい関係が崩れ始めていく―。
夜光 花著
この二冊は続き物ですね。
うっかり、先に「愛にふれさせてくれ」を買ってしまい、しばらく読めませんでした(笑)
なんていうか、この作品はやっぱ竜治、ですね。
真剣に彼を怖いと思いました。
夜光 花著
<あらすじ>
恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
確かこの作品が、夜光さん初読みでした。
これは、ストーリーもさることながら、イラストがもう・・・。
麻生海さんが描かれてたことに、気付きませんでした。
それくらいいつもの雰囲気と違ってて、この作品のイメージとぴったりあってて。
直樹の罪は・・・読んで確かめてください。
夜光 花著
<あらすじ>
10年前に死んだ弟がなぜ目の前に──!?
レストランのオーナー・矢上が出逢ったのは、店で働くギャルソンの瑛司。綺麗で儚げな容姿は生き写しでも、瑛司の明るく快活な性格は弟と正反対だった。末だ弟の死を悔やむ矢上は、別人だと頭では否定しながらも瑛司に惹かれていく。そんなある日、矢上は瑛司への想いを抑えられず抱いてしまうが…!? この腕の中にいるのは誰?──ミステリアス・ラブ。
あらすじの通りです(笑)
ホントに、あんたは一体何者なのか?
正直、えっちシーンにはさほど萌えず、ストーリー真剣におってました。
タイトルのイメージとは違う、なんだか夜光さんっぽい、どろどろした展開で、結構裏切られました・・・。