2009年07月10日

真音1:谷崎泉


谷崎 泉
Amazonランキング:9028位
Amazonおすすめ度:



<あらすじ>
母親の借金のせいで、暴力団の事務所に連れてこられた進藤は、粗野で野性的な本部長・富樫に、一目で気に入られてしまう。その気のない進藤は富樫をはねつけるが諦めてもらえず、無理矢理に何度も食事に連れ回されることに。秘密を抱え、静かに生きてきた進藤は、心を騒がせる富樫と距離を置きたかった。だがある日、強引に部屋にやってきた富樫に口説かれ進藤は断るが、突然押さえ込まれ身体を弄ばれてしまい…。


最近、ずっと一般書ばかり読んでて、ホント全然BL読んでなくて、久々に読んだのがこの本。
谷崎泉さんのこういう硬派な話は、萌える〜♪


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2009年03月23日

スロウライフ:谷崎泉


谷崎 泉
Amazonランキング:556376位
Amazonおすすめ度:



<あらすじ>
『お前とは別れる!!』人目を引く華やかな容貌とうらはらに、短気で情の深い五十鈴は、恋人の鴇と出会ってからの十数年間、喧嘩のたびに別れを突き付けてきた。糸の切れた凧のような鴇を相手にかんしゃくを起こしては、一瞬で元の鞘に戻るいつもの痴話喧嘩だったハズなのに、今回はどうやらひと味違うようで…。周囲を巻き込み、思わぬ大騒動に発展した二人の喧嘩の行く末は…。
映画監督×公務員モノ


どたばたラブコメ・・・とみせかけて、実は結構な愛のある物語だったような気がするんですけど。

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2007年06月03日

最後のテロリスト2〜鼓動〜:谷崎泉

最後のテロリスト 2
谷崎 泉著
二見書房 (2007.6)
ISBN : 457607086X
価格 : \580
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
氷川の指示で警察庁幹部・唐沢の養子になり、東京の大学に進んだ蓮。良家の子息を演じながらも、内面は渇き、飢えていた。そんな時、耳に入ってきた故買屋・セキの存在。ヤクザとクスリを嫌い、決して人前に姿を現さない慎重な仕事の手腕に興味を覚えた蓮は、セキの正体を突き止めようと画策する。果たしてセキは蓮の欲望を満たすにふさわしい、極上の獲物だった。追いつめ、身体を征服し、心を奪う――。抑圧されてきた蓮の激しい本性が迸る、シリーズ第二弾、蓮とセキの出会い編!
仮面大学生×故買屋モノ。

(→前作「最後のテロリスト1〜胎動〜」の感想はコチラ

三ヶ月連続刊行って、いいですね(笑)
待ってましたのラステロ2巻。
その割に入手が遅れて、他所サマで感想がアップされてたのを読まずにスルーするのが大変でした(笑)
それにしても、あいかわらず表紙がステキです。
蓮が、実に蓮らしいというか。
確かに、威士が赤なら、蓮は青。
・・・最終巻は、誰で、何色なんでしょうか。

あらすじ通り、今回は、威士の義弟の蓮の話。
彼にしてみれば、これまで自分の思い通りになったことなんて、なにもなくて。
威士の義弟になったのも、大学を東京にしたのも、唐沢のもとに行ったのも、全部、氷川の命令。
自分の人生を握ってる氷川に、逆らうこともなく、表向きは淡々と生きてきた、蓮。
そんな蓮の本性が現れた話。
ええと、前作を読んで私は思いました、「蓮ちゃん、受がええな〜」と。
真剣に。
・・・ですが、こんな、飢えた肉食獣みたいな男を、受にしたいなんて、ワタクシ間違っておりました(笑)
イイ意味で、威士とは対照的な男の蓮。
思ってることが顔に出るわけでも、行動にうつるわけでのなく。
冷静さだけが、際立っていたけれど、それはただ、蓮を本気になせるだけの存在がいなかった、それだけのこと。
そんな蓮を、唯一本気にさせた男、セキ。
決して姿を見せず、ヤクザとクスリを嫌う故買屋。
そんな、セキに興味を覚えた蓮は、彼を追いかけはじめる。
セキこそ、自分の欲望をみたすのにふさわしいモノだと。
手に入れるまでのプロセスが、なんかもう、蓮らしいというか・・・。
威士なんてもう、超ストレートでしたから、裏も打算もなにもない、本気の言葉をただひとつ。
蓮は、いかにして手に入れるか、そこからすべてがはじまってる感じで。
あの手この手の罠を張って、そこに落ちてくるのを、じっと待って。
いざ落ちてきたら、容赦なく。
そんな男だから、セキも最初は、反発して抵抗して、そう簡単に陥落なんてしないけれど。
蓮の、あの執着と激情に飲み込まれて。
でも、いつも肝心なところで、手を放さざるを得ない蓮。
それがまた、セキの感情を煽ってしまってる。
・・・しかし、そこで終わるか〜?なところで、終わってしまい、悲鳴あげそうでした(笑)

それにしても、あいかわらず、いい関係ですね、蓮と威士は。
一番大事な存在はお互い別にいるけど、それとは別に切っても切れない間柄になったような感じ。
お互い、必要としてますよね、相手の存在を。
守りたいとか、欲しいとか、そういう感情とは別のところで、絶対に必要な存在になってますね。
だからこそ、氷川の命令ひとつで、あちこち振り回されてる蓮に対して、不満持ってる威士がすごくかわいい(笑)
ほんと、自分の身内にはとことん甘い男だなと。
だからこそ、蓮も、そんな威士を信頼してるんだろうけど。

最後に、不満(笑)
威士と凪カップルをこよなく愛している私としては、あまりに出番の少ない、というかあまりにいちゃいちゃ度の少ない二人にがっくり(笑)
置いて行かないでよ、威士・・・。
さりげなーく、威士は凪のこと大事にしてます、みたいな主張をしつつも、もう完全に長年連れ添ったフーフ状態。
まあ、9年たってますからね、作中では。
最終巻も、どうも、蓮とセキサイドのお話になりそうなので、ちょっと残念・・・。
しかも、最終巻は五年後からはじまるって、威士は一体いくつに・・・。


posted by 棗 at 20:22| Comment(2) | TrackBack(2) | BL(小説)>谷崎泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

最後のテロリスト 1〜胎動〜:谷崎泉

最後のテロリスト 1
谷崎 泉著
二見書房 (2007.5)
ISBN : 4576070614
価格 : \580
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
威士は関西に拠点を置く興津組の金庫番・菅生洋三の息子で、本人の意思と関わりなく次代の幹部候補と目されている。そんな威士が謎の生い立ちを持つ青年・蓮の看病を言いつけられる。頭部に予断を許さない傷を残す蓮だったが、威士は次第にその怜悧さと陰のある魅力に気づかされていく。そして、同時に堅気の世界に住む大学生・凪と出会う。凪は日々抗争にさらされる威士に安らぎをもたらし恋情をかき立てるが……。宿命によって安穏とした生き方を許されない男たちの、いびつで一途な愛を描く三部作第一弾、威士編!


相性がいいのか、悪いのか。
ツボなのか、そうじゃないのか・・・。
自分の中でイマイチ掴み切れない(笑)谷崎泉さんの新刊です。
なのになぜ今回買おうと思ったのか?
・・・スイマセン、表紙に一目ぼれしました。
昨今のBL界ではめずらしく、(谷崎泉さん的にはめずらしくもないかも・・・)、オトコひとりの表紙。
しかも、中のカラー口絵も、凪ひとり(服着てる)。
・・・なんて書店で買いやすい本(笑)いや、ネットで買いましたけど。
しかも、萌えの中の萌え!
三ヶ月連続刊行の全三部作ということなので、ふふふ楽しみ楽しみ。


ヤ○ザに片足つっこんでる威士と、普通の大学生の凪。
生まれた家も、育った環境も、見た目も、性格も、なにもかも正反対の二人。
接点が見つけだせそうにない二人なのに、ある偶然によって出会ってしまう。
訪れた病院の廊下で。
お互いに、自分にはないもの相手が持っていることを感じ取ってしまう。
そして、世界中どこにも見つけられなかった、安息の地をお互いの中に見いだしてしまう。
でも、その時は、それだけで。
出会うべくして出会った二人は、三年という時間を置いて、再び出会うことになる。
ただ、前とは違い、状況は一変していた。
二人には関係のない家の事情に振り回され、気がつけばその渦中に。
だからこそ、ふたりはただ求めあって、ようやく心を通わせることに。

ヤンチャのすぎる猛犬と、優等生な姐さん女房・・・。
そんな全く正反対の二人が、ただただお互いを求めあうっていうのが、なんか好きなんです。
しかも、それが好きになってはいけない相手だった、っていうのが、また・・・。
萌えた(笑)
ヤ○ザに片足つっこんでるような威士、確かに猛犬のような男ではあるんです。
見かけからすでに、ケンカ売ってような感じだし、ちょっと前まで少年院にお世話になってました♪という状態。
でも、威士の怒りの矛先は、自分の身内と決めたものに対して向けられた、不当な力だったり暴力だったりで。
誰彼構わず牙をむくんじゃなくて、自分の正義こそが絶対なんですよね。
だからこそ、威士には、彼を慕っているものがまわりにたくさんいて。
元来もつカリスマ性っていうのもあるかもしれないけれど、そういうまっすぐさというのが、誰もが惚れ込んでるんだと。
組のやつらといい、家族といい、蓮といい。
それをまた本人もまったく気にしてないというか、わかっていないというか・・・。
そういうところがますます彼を人気者にしてしまう要因ではあるんですが。
一方の、凪。
国立大学に通う極普通の学生、でもその複雑な出生ゆえに、彼のまわりには人があまりいません。
家族の縁が薄く、唯一の家族である母親も病気で入退院の繰り返し。
そんな状況で、いつだってひとり。
彼に接触してくるのは、その特殊な事情からうまれたつながりだけ。
彼を心底気にしていてくれるのではなく、凪を通してそのむこうにある存在のためだけ。
二人とも、生まれた家は確かに特殊で、ある意味生まれた瞬間からその将来へ続く道が決まっていた、そんな状況。
そんな威士と凪が、出会って、心の底から笑いあえるようなかけがえのない存在になり、一緒にいることを選んで。
それでも、しがらみだけはどうしても捨てられなくて。
二人が一緒にいたからこそ起こってしまった悲劇。
あの時、図体ばかり強靭な威士が、本当に心の成長をみせた時でもあったと思うんです。
何度も何度も、凪のために「守る」という言葉を口にしてた威士。
きっとその身を守るという意味から、その身も心も全部丸ごと守るという意味に変わったように思えました。
そのために、威士は、目の前に敷かれてたレールを、自らの選んだ方法で歩いていくことに。
凪と、蓮と。

で、蓮。
不思議な出会いをしたのは、凪と威士だけじゃなく。
蓮と威士も。
威士にとって、凪が愛すべき存在で、人生において必要なパートナーであるように、蓮も手放すことのできない存在。
突然、養子となって自分の弟となった蓮。
彼もまた、自分と同じ裏の世界を生きる人間。
けれど役割としては、正反対で。
威士が日の当たる場所にいれば、その影を行くのが蓮。
血のつながり以上の存在になった二人も関係も、甘さはないけど目が離せません。
しかも蓮もまた、凪に弱いっていうのが、なんかいいんですよね・・・。
やっぱり凪って、天性の猛獣使い(笑)

それにしてもです。
いつものことながら好きな作品の感想って変に力入り過ぎて、あとでがっくりってなるんですよね・・・。
2巻は、蓮の話だということなので、ますます力がこもってしまいそうです・・・。
暑苦しいだろうなあ(笑)
しかし、蓮って、どっち〜。
・・・受希望です、個人的には(笑)





posted by 棗 at 21:45| Comment(2) | TrackBack(1) | BL(小説)>谷崎泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

ドロシーの指輪:谷崎泉

ドロシーの指輪
谷崎 泉著
二見書房 (2006.1)
ISBN : 4576052128
価格 : \560
通常2-3日以内に発送します。



<あらすじ>
開店休業状態の老舗骨董店の「尾形」の主は、無精ヒゲに甚平姿の緒方邑。
彼の元に、ある一枚の絵が持ち込まれる。
緒方は興味を持つものの、あまりにうますぎる話に、取引を躊躇していたところ、銀行員の三本木恒彦が、勝手に話を進めてしまう。
彼と緒方は、その昔、たった一度だけ関係を持ったことがあったのだ。
結局、三本木は騙され借金だけが残され、金を貸した嵯峨という男にその身体を狙われる。
そうはさせまいと、緒方は本物を探しはじめるのだが・・・。
骨董屋×銀行員モノ。



「イゾルデの壺」が発売されることだし、ちょうど「トリスタン」と「イゾルデ」というお菓子食べたばかりだし、ということで読んだ作品。
「闇夜を歩く」の雰囲気も好きだったし、ということで読み出したんですが・・・。
いいっすね、甚平と無精ヒゲ・・・萌え(笑)


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posted by 棗 at 20:02| Comment(2) | TrackBack(0) | BL(小説)>谷崎泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする