2005年11月23日

捨てていってくれ:高遠琉加

捨てていってくれ
高遠 琉加著
ビブロス (2005.11)
ISBN : 4835218167
価格 : \893
この本は現在お取り扱いできません。


※微妙にネタバレしてます。

<あらすじ>
水梨隆之が、先輩に紹介されたバイト先は、エロ小説を扱う出版社。
そこで、美人だが毒舌の冴える編集長の沖屋統に出会ってしまう。
そして台風の夜、二人だけが残された編集部で、隆之は思わず口にしてしまう。
「俺と寝てみませんか」
身体だけの関係になった二人、でも隆之は沖屋の心の奥底に隠された思いを知ってしまう・・・。
バイト×編集長モノ。


前言撤回。
寧ろ好きです、年下ワンコ攻(笑)
ということで、ひとりでひっそり年下攻祭り開催中です。
高遠さんの新刊は、「犬と小説家と妄想癖」の脇役、沖屋サイドのお話でした。
ごめんなさい、あちらの同級生カップルより、こちらの21歳ワンコと28歳毒舌クールビューティの、7歳年の差カップルの方が断然好みでした。
そして、感想が書きにくい作品でした(笑)




恋人はいらない。
そう言って、身体だけの関係を求めてる沖屋。
忘れられない恋の相手がいて、その相手から最後の最後に本音をみせられて、酷く傷ついた。
これ以上傷つきたくないから、本気の恋愛はしない、身体の関係だけでいい。
だから、隆之にもそっけないし、優しい言葉なんてかけない。
それって、全部自分で自分の心を守るために、沖屋が選んだ方法。
隆之は、そんな沖屋の事情なんて何も知らなくて、年上の沖屋に子供扱いされたくない一心で、あんな誘い文句を使ってしまう。
本当に好きなのに、身体だけの関係求めてるような言い方しか出来なくて、結局後悔だけが募ってしまう。
好きだからこそ、沖屋の心の奥になにかがあることに気付いてしまうのに、手を差し伸べられる立場じゃないからって、そばにいることさえも躊躇いがち。
沖屋は、一人でいるくせに、すごく人恋しく見えるし、隆之の態度だって、どう考えたって、遊びと割りきってるようには見えない。
やっぱり、気持ちは言葉に出さないと、相手にうまく伝わらないんでしょうか。
・・・なんていうか、じれったいカップル。
気持ちの入ってないえっちは好きじゃないんだから、さっさと本音をぶちまけてしまえと、いらいらしながらも、堪能してしまいました(笑)

でも、なによりもこの作品で印象に残ってるのは、隆之の名ゼリフの数々・・・。
「俺をあなたの好きなように育てていいですから」
・・・ワンコの鏡です。
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