2008年05月08日

シンプリー・レッド:水壬楓子



<あらすじ>
死を司る死神と、永遠の生を生む吸血鬼とは天敵同士。ところが、怜悧な美貌の死神・碧(あおい)は、気まぐれに吸血鬼の子供を拾って育てることに。やがて、身長も体重も遥かに碧を追い越した真冬(まふゆ)は、満月の夜、血を求めて甘えるように唇を寄せてくる。碧は血を吸われるたび、首筋に真冬の抑えきれない欲情を感じて!?  人間界に密やかに棲まう闇の眷属たちのラブ・ファンタジー。 
吸血鬼×死神モノ。


最近ドラマCD♪ドラマCDとうるさいのですが新刊もきちんと読んでますよーという、意味のないアピール(笑)
しかも、あの獣三連発を引きずってか、人外モノ。
・・・水壬楓子さんって、人外多いなあ。
嫌いじゃないので、よいですが♪


しかし死神か〜。
この前「死神の精度」読んだばかりで、ついああいう無機質なタイプを思い出してしまうんですが、この作品の死神は、何気にお人よし(笑)
行き倒れの吸血鬼を拾ってしまうんですから。
そう、人外のオンパレード。
まさか死神・悪魔・天使・吸血鬼とくるとは・・・。
しかも使い魔に、超カワイイ黒ニャンコが〜♪
そんな、ファンタジーなお話は、思いの他アットホームでした(笑)

人外で異種族の二人が、疑似家族を作ってしまうんですよね。
拾われた吸血鬼が息子で、拾った死神がパパ(笑)
そうこうしているうちに、息子はでっかくなってしまい、パパを食ってしまいそうな勢いです。
最初は家族ごっこだったのかもしれないけれど、お互いに気付いてるんですよね、その枠を超えてしまいそうだと。
口に出さないだけで。
若者は若者らしく、暴走特急気味。
でも、年上の受けって、黙って身を引くっていうのを選んじゃうんですよね。
天敵同志の死神の自分ではなく、普通の人間の女の子といるべきだと。
そのために、罪に問われるようなことまでしてのけてしまう碧。
結局、好きとか嫌いとかの恋愛感情以上のものがあるんですよね。
すくなくとも、家族をしてたわけだし、ただの情以上の愛情だけは、溢れんばかりにあるはずで。
だから、人外でもアットホーム♪
えっちもアダルト〜な雰囲気というよりは・・・カワイイですよね♪

そんならぶらぶ親子を差し置いて、私が気になったのは、やはり書き下ろしにでてきた、アーロンと希の関係でしょうか。
さっらと切ない話されちゃって、私は泣きたかったですよ・・・。
この人たちの話も読みたかった〜。



posted by 棗 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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