2005年11月19日

ミステイク:水壬楓子



<あらすじ>
人材派遣会社エスコートのトップ・ガードの真城秀顕は、警視庁時代の後輩であり、恋人でもあった清家薫と再会してしまう。
上司でもあった恋人に、結婚という裏切りにあい、腹いせのために清家と付き合いだした真城。
完全に遊びのはずだった関係なのに、清家のひたむきな気持ちに、真城はやっと過ちに気付く。
そして、仕事を辞め、逃げるようにして清家の前から消えた真城は、5年ぶりのこの出会いに激しく動揺してしまうのだった・・・。
SP×ボディガード

というわけで、エスコートシリーズ第三弾は、年下ワンコ攻×クールビューティ女王様受です。
しかし、ここでひとつの不安材料が・・・。
年下ワンコ攻め、ダメかもしれない(笑)
以前から薄々そんな気はしてたんですけど、かたくなに認めてなかったんですよね、自分自身が。
で、今回の表紙、みるからに黒ラブみたいなワンコちゃん・・・。
でも、私は基本は受様至上主義(笑)なので、うだうだ言う前に読んでしまえーって、勢いで手に取ったんですが、これがもう・・・。
女王様受!バンザイ!
女王様の躾があってこそのワンコです(笑)


警視庁SP時代、真城の上司であり恋人である須藤に結婚を告げられ、その裏切りに深く傷つき、後輩であり、自分を慕ってくれている清家を誘う。
あとくされのない、遊びの関係のはずだった。
そうなるには、少し、清家はひたむきでまっすぐで、素直すぎた。
その関係の結末は、真城自身のプライドを保つどころか、罪悪感を抱かせるばかりで、清家を傷つけただけ。
そんなこと、行動起こす前からわかりきってた結果だと思うんですけど、あの真城でも読み切れなかったのか、それほどに須藤とのことがショックだったのか。
女王様の心中は、女王様にしかわかりません(笑)
しかし、そこまで真城を追い込んだ須藤、かなり気になりますね・・・。
あんまりいい男に思えないんですけど(笑)
そんな彼と付き合ってた時の真城も、やっぱり女王様だったんでしょうか・・・。

そして、ワンコこと、清家くん。
遊びだった、本気になると思ったのかと、こんなひどいことをいう女王様を待ち続けて5年・・・。
本物の忠犬でした、彼は。
待って待って、ようやく再会したものの、気の利いた嫌みの一つも言えなくて、ただ感情に任せたセリフが出てくるばかり。
そのくせ、行動を起こせば、あっさり撃退・・・。
本気で、かわいそうになりました、彼のこと。
女王様、なんて罪深い(笑)
でも、ちっとも素直じゃなくて、プライドが高くて、でも傷つきやすい真城には、こういう清家みたいなタイプじゃないとだめだろうなとつくづく感じちゃいました。
清家の方が、苦労がつきなさそうですけどね(笑)
だから、たまには飼い犬に手を噛まれてみるのもなかなかいいんじゃないかなーと。
書き下ろしの「セルフィッシュ」の真城が、いつになく余裕がなくてかわいくてかわいくて・・・。
それにしても、女王様の躾は手が込んでますね。
自分好みのスーツを着せるのはわかりますが、自分好みのテクニックを仕込むとは。
そんなに手間ひまかけてるなんて、真城の清家への執着を感じずにはいられません(笑)

それにしても、このシリーズには悪い人出てきませんよね。
この世界に、悪人はいないのか?!
みんな、なぜ他人のためにそこまでできるんでしょう・・・。
人の恋愛ごとに、首つっこみ過ぎです、特にオーナー(笑)
ウマに蹴られちゃいますよ?



☆「エスコート」の感想はコチラ
☆「ディール」の感想はコチラ
☆「フィフス」の感想はコチラ
☆「リミット」の感想はコチラ
posted by 棗 at 15:17| Comment(2) | TrackBack(1) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらからもTBさせてもらいました〜☆

年下ワンコ攻の新境地発見、そして、女王様受熱の開拓、おめでとうございます!!(笑)

>女王様の躾があってこそのワンコです(笑)
>本物の忠犬でした、彼は。
棗さん、サイコーですd(* ̄ー ̄)
思わずニヤリしちゃいましたよ♪
Posted by 美鳥 at 2005年11月19日 16:52
こんなに、年下ワンコ攻に萌える日が来ようとは!
かたくなに認めなかった甲斐もありましたが、それもこれも、美鳥さんに「ミステイク」オススメいただいたおかげですよー。
ありがとうございました♪
エスコートシリーズも、あと2冊ですが、オヤジカップルに、トラウマカップル、とまだまだ楽しめそうです〜。

コメントとTBありがとうございました♪


Posted by 棗 at 2005年11月19日 20:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

水壬楓子さん 「ミステイク」
Excerpt: 少し間があいてしまってすいません!今日ご紹介するのも前回のエスコートシリーズ・第3弾で、水壬楓子さんの「ミステイク」です。 全国のわんこ攻め年下スキーの皆さま、お待たせ
Weblog: 美鳥の日記
Tracked: 2005-11-19 16:42