2008年03月02日

花嫁の品格:火崎勇


花嫁の品格 (ショコラノベルス)

花嫁の品格 (ショコラノベルス)

  • 作者: 火崎 勇
  • 出版社/メーカー: 心交社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本




<あらすじ>
ルックスも収入も人並み以上のデイトレーダー司馬高祀の元に、突然やってきた青年・杉山沙和。彼は以前「最高の嫁さんを紹介してやる」と言っていた同業の友人が送り込んできた花嫁候補だった!?戸惑いながらも、どうやら行くあてのない杉山の事情を察し、とりあえず家政婦としてなら住み込むことを許可する司馬だったが、姿も可愛く性格もよく、家事の腕もプロ並みというまさに“妻の鑑”のような杉山に心惹かれていく。杉山も同じ気持ちを返してくれ、相思相愛になったかと思ったある日、司馬は聞いてしまう。電話で杉山が「愛しているから早く迎えにきて」と誰かに話しているのを…。
デイトレーダー×家政婦モノ。

道を歩いていて、ポケットティッシュをもらいたくてももらえなくなりました。
・・・品格上がった?(笑)
そんなことは、どうでもいい・・・。
花嫁モノを読もうと思ったのは、この本の存在が大きいのではないかと。
火崎さんの本を一冊しか読んでませんけど、私の中で火崎さんは真面目な文章で、大人の雰囲気の話書かれる方だと認識してたんですよ。
その火崎さんが、花嫁モノ・・・。


私の中で花嫁モノのイメージは、まさに是の4巻のアレ(笑)
借金の形に、とか、逃げた花嫁の身代わりに、とか、どうも「無理やり」攻めの元に連れて来られてるというイメージが・・・。
イタイ話だろうな〜と思ってましたが、寧ろこの作品は、「大○家政婦紹介所からまいりました〜」的なノリでしょうか(笑)
受けの沙和は家政婦さんとして、攻めの元へと派遣されてきてますから。
無理やりとか、仕方なくとか、一切ナシ。
だから、いきなり強引なえっちもなければ、すさみまくった空気も流れてません。
・・・どこのフウフ?と言いたくなるほど、穏やかな空気の流れる二人。
そのうちに、司馬が沙和に恋心を抱き、そういう関係になっていくんですよね。
しかし、コイビトになってからは、どこまでも誤解が誤解を生みまくってる言動の積み重ねにより、二転三転・・・。
しかも、クールで冷めた感じだった司馬が、突然暑苦しい(笑)
沙和をコイビトにしてからは嫉妬深いにも程がある司馬ですが、「本人に確かめればいいんじゃあ・・・」ということが、何度も。
一人で誤解して、一人で悪い想像して、一人で嫉妬してる(笑)
読者的には、オチはなんとなく読めますけど、当人たちのこの収拾のつかなさはすごくおもしろかったです♪
しかし、青○て!おい!
花嫁モノ、侮れないな・・・。

しかし、この作品、すっごくひっかかるんですよね。
・・・あらすじにもあるじゃないですか「妻の鑑」。
司馬に沙和を紹介した中澤もなんですけど、「妻はこうあるべき」っていうのを、すっごい熱く語ってるじゃないですか。
いや、そういうのを持つのは人それぞれだし、別にいいんだけど、自分がやることやってから言えよ・・・。
少なくとも、自分が家族にとてつもなく迷惑かけといて、ソレを言うか・・・。
司馬もさ、沙和のこと気に入った理由って、なに?
かわいくて、家事ができて、余計なことは言わなくて、自分を好きなようにさせてくれて、自分を立ててくれる、そんでもって自分を好きでいてくれる。
っていうのは、なーんか、釈然としないような、するような。
・・・独身がなに吠えてるって感じですけど。

しかし、品格モノもブームでしたねえ。
国家に女性、そのあたりは驚きはしませんけど、「腐女子」の品格本がでたときは、さすがにどーだろうと思いましたよ・・・。




posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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