2008年02月03日

美男には向かない職業:いおかいつき


美男には向かない職業 (キャラ文庫)

美男には向かない職業 (キャラ文庫)

  • 作者: いおかいつき
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/01/24
  • メディア: 文庫




<あらすじ>
先にSEXで音を上げたほうが、持っている情報を話す―夜のクラブに潜入した情報屋の真宏は、同じ標的を監視している男と出会う。情報の探り合いからその男・尚徳をホテルへ誘うが、挑発したはずのつもりがなんと、一方的に弄ばれる羽目に!!しかも高級ホテルでも物慣れた態度の尚徳が、実は大企業の御曹司だとわかり…!?SEXの征服者が情報を制す、アダルト・スリリングLOVE。
御曹司×情報屋モノ。


2冊出たいおかさんの新刊。
実は、あらすじ読んで、買うのやめようかと思った本です。
でも実際は、読んだらこっちのほうが楽しめました。
・・・最近こういうことばかり続いてます(笑)
っていうか、この本のこのあらすじは、なんだかビミョウに違和感が・・・。
アダルト・スリリングLOVEってありますけど、なんかこうもっとかわいらしいんですよ。
ちっともアダルトではない気がしました。
年齢的には、大人のふたりなので、あながち間違っちゃいませんけどね。





キャラ文庫、私の中では「エンタメ系BLレーベル」という位置づけなんですが、これはどうだろうなあと。
職業モノでもあり、家族モノでもあり、サスペンスモノでもあるBL。
あらすじに違和感がっていうのも、そこだったりするんですが、このお話、主人公のふたりが接してる場面って、案外少ない気がするんですよね・・・。
大体、ふたりが出会うまでが、かなり時間かかってる。
そんなスローなスタートだったので、シリーズモノなのかなあと、ちょっと思ったりもしたんですけど、どうも一話完結。
とはいえ、個人的には真宏の弟・友春のお話があってもいいんじゃないかと秘かに考えたりしてますが・・・。
ともかく、いろんなモノが詰め込まれてるので、それだけでおなかいっぱいな感じではあるんですけど、そこらへんがまあキャラらしさかなと・・・。

とはいえ、内容に不満があるわけじゃないんですよね。
受の真宏の負けず嫌いで気の強さ丸出しの挑発シーンとかは、まじ好みなんですよ♪
どう考えても、受けVS攻めだと、先に陥落するのは受けちゃんだと相場は決まってますが、それでも勝負を挑んでしまうところが、あーもーな感じです。
そして、なんてったって年下攻め!
尚徳、どうしようもなく影薄いんですよ、私の中で・・・。
ナチュラルにセレブな男のくせに。
どうも、自己主張の激しいセレブを見続けたから、こんな控えめなセレブ攻を見ると、大丈夫なのかと心配になります(笑)
とはいえ、言動の端々に育ちの良さが滲み出てる感は無きにしもあらず。
情報を賭けて、ラブホでえっちで勝負(・・・どんな勝負だよ)することになったものの、思いの他真宏にがっついてしまった、尚徳。
この勝負も、結局尚徳が、自分の負けをあっさり認めて、一件落着。
しかも、その後の一連の行動がなんだかなー・・・と。
ベッドから起き上がれない真宏を置いていけなくて、しばらく出て行くのを躊躇してしまうんですよね。
セレブにありがちな傲慢さがないんですよ、この人・・・。
真宏に促されるまで悩んでた姿は、なんとも情けなさが漂ってていいです(笑)
しかし、このふたりあくまでも「コイビト未満」の関係止まりなんですよね。
あれだけ盛り上がってて、未満って・・・。

それにしても、この本なぜこのタイトル???
何となくそれで損してるような気がしなくもないんですけど・・・。

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