2007年12月23日

ラブレター:可南さらさ


ラブレター (リンクスロマンス)

ラブレター (リンクスロマンス)

  • 作者: 可南 さらさ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本






※ネタバレかもしれないので、ご注意くださいませ・・・。


<あらすじ>
両親を亡くし、父の友人だった安井の家にひきとられた広海。ともに暮らすうち、ぶっきらぼうだが優しい長男の良平に惹かれ告白するが、ふられてしまう。二年後、報われぬ恋心を抱えたまま、広海は一人暮らしをしている良平のもとを訪れ、三日間だけという約束で、泊めてもらうことになる。見返りが欲しくて、恋をしたわけじゃないけれど、良平に冷たい態度を取られるたび、胸は痛んで―。安井家の次男・康平の恋を描いたリンク作『遠い花火』も収録。
義兄×義弟モノ。


あらすじを読む限り、ツンデレ攻めに翻弄されるけなげな受けちゃんの切な〜い話に違いない。
しかもイラストは金ひかるさん。
どうしようかなーと思って、発売日にスルーしてたんですけど、結局買っちゃいました(笑)
よかった。
まじで、よかった。
・・・予想以上の切なさに、泣いてしまいましたよ。
年取ると、必要以上に涙もろいのですよ(笑)






BLを読みはじめて、早ウン年(笑)
あらすじ読んだだけで、大体想像がつきました。
良平は、広海のことが好きだけど、諦めるためにそういう態度をとるんだろうなあと。
広海に嫌われるための、努力をしてるんだろうなあと。
そういう意味では、自分の予測を大きく外れないストーリー展開で、安心して読めたんですけど、なんでこんなに涙が出るの!!
というほど、広海の切ない思いに、泣けて泣けて・・・。
広海と良平、二人の視点で話が進むので、読者には早々に良平の気持ちがわかるんですけど、広海には、当然伝わらないんですよ。
彼は、ホントに嫌われてるって、思ってますから。
二年も前にふられてるし、家族以上のものにはなれないってことには、きちんとわかってるけど、どうしても諦められない。
冷たくされても、彼女がいるらしいってわかっても、どうしたって忘れられない。
・・・そんなやつ、やめとけば?って言ってやりたくもなるけど、広海にはどうしたって良平しかいないんですよ。
だから、良平に、このばかちん!って言ってやりたくて、もう(笑)
広海の気持ちに早々に気付いていた、もうひとりの兄弟の康平に、けちょんけちょんにされてましたけどね。
それでようやく、良平も自分の気持ち、素直に認めて全部話すんだけど、すでに時は遅し。
良平だけじゃなく、家族全員の前から姿を消した広海。
その時の、広海はどんな気持ちだったんだろうと。
良平とは、本当に最悪なカタチで別れることになってしまってたから。
安井家で唯一の他人だからと、わがままらしいこと何一つ言えない広海が、最後にした良平へのお願いも、あんなカタチで終わってしまって。
・・・ばかちんめ(笑)

そのくせ、うまくいってからの、良平は、なにかが壊れたようです(笑)
おそらく、ガマンというものがなくなっちゃったんでしょうねえ・・・。
あのツンデレ、っていうかツンツンツンデレぶりがウソのように、ツンデレデレデレ状態。
・・・いや、ツンはもうないのか?
それが本性?ってくらい、えっちはしつこいし、エロいし(笑)
なんてったって、病人になんつー御無体なことを。
広海は良平とのつき合いを、ちょっと考え直した方がいいんじゃあ・・・。
でも、なにはともあれ、らぶらぶでなによりです。

そんな広海の、よき理解者(?)次男・康平のお話もあります。
私は、良平よりは、断然康平のほうが、好きなタイプなんですけど、お話的には、良平×広海の方が萌えました。

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