2007年11月24日

月と茉莉花(1)〜(3):佐倉朱里


月と茉莉花 (リンクスロマンス)

月と茉莉花 (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 新書




月と茉莉花 ~羞花閉月~ (リンクスロマンス)

月と茉莉花 ~羞花閉月~ (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2004/01/31
  • メディア: 新書




月と茉莉花~月に歩す~ (リンクスロマンス)

月と茉莉花~月に歩す~ (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: 新書





<あらすじ>
太子の煬大牙は、自国を裏切った国“湘”を滅ぼし、目の見えない湘の第一公子を捕虜にする。その公子は名も無く、湘王である父に廃嫡とされ、存在すら認められず北の離宮に幽閉されていた。それでも潔く覚悟を決め、亡き湘と運命を共にしようとする儚げで美しい公子に、大牙はいつしか心惹かれ始めるのだったが―。切なくも甘い、魂を揺さぶる感動の歴史ロマン。
太子×捕虜の第一公子モノ。

中華風歴史BLの金字塔(笑)、月と茉莉花シリーズです。
いつものように出遅れてるのは、自分の萌えツボじゃないかもな〜と、思ってたんですよ・・・。
我ながら損な性格してるというか、石橋叩きすぎてる気がしなくもないです。
軽い気持ちで読みましたが、しっかり”歴史モノ”でしたね。
そんなわけで、佐倉朱里さんの、他の作品も読みたいなー・・・なんて思ってるんですが、どうなんでしょうか?




BL版、王様と私・・・。
そんな感想を持った私は、完全に間違ってる気が(笑)
敵国同士の王家の息子が、戦に勝った側と、負けた側として出会うのです。
しかし、敗戦国の第一公子・月心の潔さに、心鷲掴みにされた太子・大牙は、捕虜という名目のもと、自国に連れて帰ってしまう。
この大牙は、まさに王様(笑)
そうなるために生まれて来たといっても過言じゃない、そんな性格と能力を持ってる人で、良くも悪くも自信家さん。
一方の月心は、湘国の第一公子として生まれながらも、目が見えないことで廃嫡され幽閉生活を送る、何もかもを諦め切ったような人。
王家の人間でありながらも、まるで違う人生を送ってきた二人。
まさに、国際結婚のごとき、カルチャーショックの数々・・・。
いや、基本彼らが、心底相手のこと思ってるからこそなんでしょうけど、あそこまで、なにもかもが裏目にでる男、大牙、おばかさん・・・(笑)
そして、けなげということば、ここまでぴったり来る人がいままでいただろうか、と思うほど、控えめな月心。
自分の望みさえ口にすることなく、ただすべてを諦め耐えてしまう。
・・・でも、巻を重ねていくほどに、この二人の甘さ加減がうなぎ登り。
たまりません(笑)
めずらしく、そんなにえっちシーンに萌え萌えしてなかったんですけど(笑)、ふたりがいちゃいちゃしてるシーンは、まさに世界は二人のために!みたいな・・・。
最初が、切ない展開だっただけに、この甘くてらぶらぶな感じがもっそいたまりませんでしたよ。
それにしても、最後は意外だったかなあ、と。
BL的超法規的措置な結末を期待してただけに、歴史的終焉を向かえ、いいような悪いような・・・。
結局、月心は一生日陰の人だったんだなあと思うと、やっぱりかわいそうなんですよ・・・。
しかし、読みごたえのある三冊でした。
ごちそうさまです♪
posted by 棗 at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック