2005年09月10日

どうなってんだよ?:桜木知沙子


桜木 知沙子, 麻生 海 / 新書館(2005/06/10)
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<あらすじ>
税理士の野田明央は、念願の彼女との同棲生活を始めることに。
しかし、その日になって彼女の部屋へ行くとそこはもぬけの殻。ぼう然としている明央の前に現れたのは紗也香の夫だという、ヒモ男・桐生が現れる。
一度だけあった紗也香からの電話は要領を得ない。
結局、紗也香が帰ってくるまでという期限付きではじまった、恋人と夫の奇妙な同居生活の行方は・・・。
ヒモ×税理士モノ。


読み終わって、もう一度作者の名前確かめてしまいました・・・。
本当に桜木知沙子さんの著作なのか、と。
なんか、いつになくえっちが濃かった気がするのは、私だけ?(だいたひかるちゃんのようだ・・・)
なんていうか、エロかわいいお話でした(笑)



明央は、一言で言えば「純粋」。
24歳の成人男性として、マジですか?と問いたくなるほどの、心の持ち主。
でも、時々いるんですよね、世の中のキレイなところだけ泳いで生きてきたような、おそろしくキレイな心の持ち主が・・・。
世界に悪意なんてモノが存在してるなんてこれっぽっちの信じてないくせに、他人のことは無条件で信用できて。
澱んだ世の中を渡ってきた者には、到底考えられないことなんだけど、本人達はそれが普通だと思ってる。
一方の桐生は、明央の全く逆を生きてきた男。
生まれてからの生活が複雑で、人の善意より、悪意の方をよく知っている。
人間関係築くのがヘタで、バイトも長続きしない、ホストやめてからはヒモみたいなことして生きてるだけ。
だから桐生みたいな男だったら、きっと明央みたいなタイプの人間を穢したくてしょうがないはず。
キレイなところから、汚濁の中に引きずり落としてしまうみたいな。
でも、できないんですよね、桐生は。
明央みたいなタイプに、腹も立つけど、どこかあこがれみたいなものも持ってるのかなと。
大体、明央の涙にほだされ、明央の直球勝負の言葉にほだされ、案外ヘタレの素質持ってるんじゃないかと(笑)
それにしてもです、明央は絶対にうさぎの皮を被ったケモノに違いない・・・。
純情なふりにして、その天性の魔性受けっぷりはなんなんですか〜(笑)
いや、純粋だから、魔性なのか・・・。
しかし、冬の北海道で、車って・・・どうなんでしょう(笑)
かなり、萌えたんですけど。

そういえば、オチは早々に見当がついてしまいました・・・。
で、結局予想通りだったんですけど、途中からそのことすっかり忘れてました(笑)
重要なはずなのに、私には重要ではなかったらしいです・・・。

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