2005年08月19日

ストロベリーハウスフォーエバー:桜木知沙子

オンライン書店ビーケーワン:ストロベリーハウスフォーエバー

<あらすじ>
大好きな兄・透人を突然現れた恋人に奪われてしまった純介。
くやしくてはじめた一人暮らしは、過保護な母親の陰謀により、いちごや荘という下宿だった。
管理人で助教授の市後谷、スキンシップ過多の有坂、無愛想な根津、そして紅一点にしてアイドルの三津谷るり、個性的な面々の住むこの下宿で、純介は家族とは別の大事な人を見つける・・・。
大学生×大学生モノ。


※ネタバレしてます!!


うっかり「陰陽師」(岡野玲子&夢枕獏)にハマっていたら、長いことブログを放置状態・・・。
別に脱BLしたわけではありません(笑)
前置きは置いといて、現在ひっそりブームな桜木知沙子さんです。
活字倶楽部読んでいたら、「雨の上がる場所」が出るということだったので、あわてて(笑)積読の山からひっぱりだしました。
下宿モノ、好物のはずなのになぜか長い間ずっと手付かず・・・。
なのに、読み出したら早かったです、それはもう(笑)
ひさびさに、私の好きな桜木さんの雰囲気を堪能した作品でした。



下宿モノといえば、おきまりの”住人総ホ○”状態(笑)
いちごや荘も例外ではなく、メインカップルの根津×純介に、有坂×市後谷という二組のカップルを抱えてます(笑)
かろうじて女の子のるりがいるので”総”ではないかもしれない・・・いや、しかし、Fカップのグラビアアイドルを目の前にして、男どもが総ホモでは、失礼ではないだろうか、いや間違いなく失礼だ(反語)
私がるりなら、即、引っ越しますよ・・・いくら世界一安全だと言われても・・・。
女としてのプライドが・・・(泣)
るりちゃんに、すてきな恋人ができるといいです、お肉たくさん食べさせてくれるような(笑)

美形ぞろいのいちごや荘において、無口で無愛想の代名詞、根津に恋してしまう純介。
大学生とは思えないほどの、初々しい想いを抱えて右往左往する姿は、ひたすらかわいらしい。
おそらく彼は、いままでずっと世界の中心が兄・透人だった。
忙しい両親に代わって、面倒を見てくれた透人は、純介にとって完璧で絶対の存在。
そんな彼を、突然現れた他人に攫われてしまう。
それは、恋人という、未知の存在。
しかも、それが男。
純介にとっての透人は、完璧でも絶対でもない存在となってしまう。
そして選んだのが、”一人暮らし”という選択肢。
邪魔をするとか、兄を奪い返すとか、別れさせるとか、そんなんじゃなく。
兄離れという、一つの儀式、なんだろうな、これって。
家族って、その輪から外れてみると、意外といろんなことが見えるのかもしれない。
いちごや荘という、疑似家族に入ることで、純介は家族以外に大切な存在があることに、初めて気付く。
透人にとっての伊豆原だったり、純介にとっての根津であったり。
そもそも夫婦って、スタートは他人。
それがだんだん家族に変わっていくって、なんか不思議だなーと、改めて思ったりして・・・。
ちっともBL本っぽい感想になってないのは、きっとアルコールのせい(笑)

ところで、丹波ブラザーズは、やっぱり二人とも”受”なんでしょうか?





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