2007年10月09日

月にむらくも、恋嵐:玉木ゆら


月にむらくも、恋嵐(新装版)

月にむらくも、恋嵐(新装版)

  • 作者: 玉木 ゆら
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本





<あらすじ>
「なあ、豆。胸にたった一人の人間が住みついちまった奴は、そいつと交わると最高の快楽が味わえるんだぜ」。豆は花街の高級男娼楼「幻月」一のみそっかす娼妓。ドジな豆のお客は強引で正体不明な男前・紅塵だけ。豆は嵐みたいな彼に抱かれるたび、メロメロに乱されちゃって…この気持ちは一体なに!?そして紅塵の正体は!?読んだら絶対夢中になる大ヒットラブが新装復刊。出会い編や舟遊びエッチ編、4コマの他にショート書下ろし。
謎の遊び人♪×娼妓モノ。


というわけで、tatsukiさんから乙女ロードで激烈オススメされた、玉木ゆらさんの「月にむらくも、恋嵐」です♪
そのときは、全く気付かなかったんですが、玉木ゆらさんって、あの「元彼カレ」書かれた方だったんですよねえ・・・。帰ってから気付きましたよ。
ま、まさか花魁モノで、3ぴーか?!と、ちょっとおびえつつ読みはじめました。(笑)
・・・くそー、あの時素直にtatsukiさんに差し出された二冊を買えば良かった〜。
重いからって、一冊にしといたのが失敗だった。
あ〜も〜、かわいいよ〜。






以前読んだ、神奈木智さんの「群青に仇花の咲く」(→感想)に続いて、自分的にアタリの花街モノです。
・・・あれとはまた、随分趣が違いますけど(笑)
あちらはもう、切なくってしっとり系なんですが、こちらはもうかわいい♪の一言に尽きます。
確かに、豆の身の上は、お金で男に身体を買われるモノなんですが、そのへんは意外と割り切ってるというか、大人の本気をイマイチ知らないのか、悲壮感があんまりないんですよね。
どちらかといえば、高級男娼楼にいながら、ウリは平凡さ(笑)
・・・まあ、あまりお客に恵まれてるとは言いがたく、寧ろお客ゼロで売り上げ全くナシの現状。
このままではいつか自分がお店を追い出されるんじゃあないかと、真剣に悩むという、勤労意欲に充ち満ちた真面目な子なんですよね。
だからこそ、先輩男娼たちに、「男を喜ばす手だて」を聞いてはみてみるものの、結局おもちゃにされるだけという、情けない有り様・・・。
これでいいのか、高級男娼楼「幻月」(笑)
というくらい、妙にほのぼのとした雰囲気がただよってる男娼たち。
あんまりこう、客の取り合いのぎすぎすした雰囲気がなくていいのです・・・。
そこらへんが、男の子だからなのかな?
そんな、ヘコみ気味の豆には、唯一といっていい、なじみの客がいて、それが紅塵という謎の男。
まあ、この男、豆のことが好きで好きで食っちゃいたい♪というくらいメロメロになってるくせに、おこちゃまの豆にはそれがうまく伝わらないんですよね。
だからも、焦れ焦れ焦れ焦れしちゃっても〜。
そんなのほほ〜んとした空気が流れる中、阿片の密売に殺人事件と、きな臭い出来事が次々に起こり、その渦中にあった豆にも危険が迫るのです。
・・・ま、おいしいところかっさらっていくんですけどね、紅塵(笑)
しかし、うすうすそうかなとは思ってたけど、そりゃないよ紅塵!っていうか、いいんですか、若旦那?みたいな展開が待ち受けてました。
・・・まあいいや、フィクションだから(笑)
ということは、続編は今作以上に甘い内容でしょうね〜。
ふふふ、楽しみだ。
ところで、私はこの話読みながら、主人公カップルもさることながら、幻月のフーフ(笑)こと、若旦那と初雪も結構気になるんですよね〜。
こういう、頭の悪そうなえっちっぽい攻めが、結構好きらしいです・・・。
posted by 棗 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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