2007年09月29日

蜜と罪:剛しいら


剛 しいら, タカツキ ノボル / 徳間書店(2005/12/17)
Amazonランキング:41769位
Amazonおすすめ度:



<あらすじ>
弁護を担当した裁判は必ず勝つ! 室伏神流は男前のスゴ腕弁護士。でも唯一の欠点は好みの依頼人にはカラダも要求する事…。
そんな神流の前に美貌の依頼人・鷹野原人見が現れた。だが養父の死で五十億の遺産を受け継いだ人見には、養父殺害の嫌疑が!!ひとりになって寂しいと泣く人見を抱く神流だが、彼はクロかシロか。何度も抱いて慰めながら、独自の調査を進めるが…。
弁護士×依頼人モノ。

回文BL(笑)
っていうと、誤解を招きますね。
・・・内容もさることながら、回文の数々に感動しました。
剛さん、ついていきますっ!と心に誓った一冊です(でも、全部そろえるのは厳しい・・・)






この本はホントにヤラレました・・・。
今更、本当に当たり前のこと言ってますけど、剛さんって、すごいです。

遺産を受け継いだものの、養父を殺害したのではないかと疑惑をかけられた依頼人、人見。
そんな彼に弁護を依頼された、やり手だけど、回文マニアの弁護士、室伏。
そんな二人の恋愛模様を眺めるよりも、室伏の繰り出す様々な回文に唸らせられました。
日ごろ、オヤジギャグに囲まれているためか(職場がすごいんです・・・)、案外こういうの好きなんですよ。
でも、回文って言われたら「竹やぶやけた」くらいしか思い浮かばないですね。
そんな回文マニアなだけに、弁護もさえてますしね、室伏の場合。
・・・まさかそーきたか、でしたから、最初の事件も。

で、肝心の、人見の事件。
普段から、依頼人がおいしそーだったら、えんりょなく食っちゃってるような室伏だから、当然人見に興味がわかないわけがない。
人見の養子縁組は、親子のソレではなく、よーするに恋人のソレ。
室伏も遠慮なく、人見に食いついちゃうわけですが・・・。
この人見、話を聞けば聞くほど、かわいそうになってきて、完全に人見に情がうつっちゃってる室伏も、必死に弁護をするわけだけど、調べれば調べるほどに、人見は怪しい・・・。
以前にも、会社の社長をたらし込んだとか、病院の外科部長と関係を持ったとか、28歳未亡人(違うって/笑)の過去は、どうもオヤジと金がついてまわってる・・・。
でも、愛する人のことは信じたい室伏。
否定したいけど、状況がそれを許さない。
しかし、今回の事件も、そもそもは85歳のじーさんにプロポーズされて、養子縁組ということが発端。
・・・海外でありましたよねえ、元プ●イメイトのおねーさんが、すっごいお金持ちのおじいさんと結婚して、いろいろ騒ぎになったのが。
あれを彷彿させますよね。
火サスや、土サスのような、二時間サスペンスがお好きな方には、きっと楽しいんじゃないかなーと。
オススメしますよ♪

そして、秘かな楽しみとして、人見と愉快なジジイたちの、年の差カップル達でしょうか。
ヘタすると、孫とじーちゃんくらいの年の差ですから・・・。
いろいろ考えたくなくなりました(笑)

それにしても、この表紙、何気にやらしいんですよね。
本屋で、ふつーにレジに出したんですけど、家に帰ってよく見たら「人見!」な状態で(笑)
・・・男性だったんですよねー。
段々平気になってきてる自分が、怖い(笑)

posted by 棗 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>剛しいら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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