2007年08月25日

尤書堂シリーズ1〜6:花川戸菖蒲

4576050400いつかバウムクーヘンのできる日まで ―尤書堂シリーズ 6 (シャレード文庫)
花川戸 菖蒲 角田 緑
二見書房 2005-03-29

by G-Tools


キスよりもその口唇で ―尤書堂シリーズ1
一緒にいたねをたくさん ―尤書堂シリーズ2
手をつないでちょっと笑って ―尤書堂シリーズ3
リボンの日をときどき ―尤書堂シリーズ4
幸せで幸せでやさしい ―尤書堂シリーズ5

<あらすじ>
本に囲まれていることが最高の歓び…という青山は、入社4年めの超マジメ書店員。そして、後輩の望は、そんな青山が学生時代から可愛くて愛しくて…とうとう同じ書店に就職してしまったという追っかけ社員。もちろん青山は望の熱い想いなど知る由もなく…。人間関係に悩み仕事の壁にぶちあたり…ハードな日常のなか、二人の間に育つのはいったいどんな愛の花…!?あったかで心にジンとしみるピカイチ・ハートフル・ラブ。(「キスよりもその口唇で」より)
書店員×書店員モノ。


暑さで溶けています・・・。
私の脳もとろけてます。
そんな時には、がつんと甘い花川戸さん(笑)
私のもってるBL本の中でも、最強にスイートなシリーズです♪
甘すぎて、ますますゆるゆるになってしまいそうです・・・。




なんだか思いの他ハマってしまった、花川戸さん。(例のカップルのことは置いといても/笑)
花川戸さんの作品のなかでも、このシリーズこそがまさしく”らしさ炸裂”なモノかと。
普段読んでるBL作品とは、ちょっと毛色が違うといいますか。
恋をして、駆け引きがあって、うまくいきました・・・確かにそれを楽しんでるのもあるんですけど。
そうじゃなくて、”その後”がミソなんですよね。
最近「女編」も発売された某曲の歌詞にもあるじゃないですか、「一生一緒に」という言葉。
それなんですよね、花川戸さんの作品って。
この尤書堂シリーズは、まさに「一生一緒にいるためにどうしたらいいか?」という超難問をふたりが抱えてるんです。
ひとりでがんばったり、ふたりで一緒に悩んだり、甘えっぱなしでも、任せっぱなしでもない、ちょうどいい関係になるべく、努力は惜しまないわけで。
そもそも、自分とは全く違う環境で育って、全く違う価値観を持ったふたりだから、それはもうぶつかるわけです。
職場の人間関係だったり、仕事のことだったり、家族とのつき合いだったり。
些細なことから、大きなことまで、様々に。
これって、まあ避けては通れない問題ではありますよね、人と人とが一緒にいれば、当然。
面倒くさいって、切って捨てるのはすごく簡単なことなんですけど、それをしないで問題に真摯に向き合うって、はっきり言って大変。
私にはできない、だからダメなんだろうけど(笑)
努力って、惜しんじゃいけないんですよね。
恋人に昇格したからって、そして結婚したからって、ゴールじゃないんですよね。
・・・ああ、耳に痛い(笑)
だからこそ青山と望のカップルは、いつまでたっても甘々さんでいられるんでしょうね。

しかし、このシリーズを読んだ後、結婚っていいなーと、なにか誤った幻想を抱かせるんですけど。
・・・恐ろしい、これこそ真夏の夜の夢。
暑いのがいけないんですー。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック