2007年08月05日

月の秘密:剛しいら


剛 しいら, 巴里 / フロンティアワークス(2005/04/13)
Amazonランキング:44625位
Amazonおすすめ度:




※ネタバレしてます・・・。


<あらすじ>
吸血鬼であることを隠し、都会で生きている巴堯弘はある晩、街でからまれていた男、山神太地を助ける。純粋なのに野性的な太地に惹かれた堯弘は、一夜限りのつもりで身体を重ねたが、もっとそばにいて欲しくなる。しかし普段は温和な太地は夜空に月が輝いた途端、性格が豹変して…。百年の孤独を癒すラブストーリー、書き下ろしを追加しての文庫化。

ヒス●リアン」が一向に進まないため、萌えを求めて購入(笑)
ちゅうか、私すっかり剛しいらさんにハマってる?
・・・著作全部そろえると言うのは、ムリだと思う。
あれだけ頑なに読めない〜、と食わず(読まず?)嫌いを宣言してたのが、ウソのようだ。
ちゃくちゃくと、本、増えてます(笑)

というわけで、剛しいらさんの、吸血鬼のシリーズです。
なんだか、無性に夜光花さんの「凍る月」を思い出したりしたんですよね、人外モノという共通点もありますし。
しかも、優秀な執事もいるし、金持ちだし、食べるものに困ってるし(笑)
三作全部読んで、一番お気に入りだったのが、第一巻にあたるのかな、この「月の秘密」。
で、私はものすごい思い込みがあったんだということに気付かされました。
吸血鬼=攻であるべし、という方程式が自分の中にでき上がっていたので、まさか巴が受とは(笑)
思い込みは恐ろしい・・・。
その巴、吸血鬼の中でも、いわゆる出来損ないというポジション。
純血種と違って、直接ヒトから血を飲むことができなくて(そのための歯がない)ため、いろいろ都合のいいこと悪いことが。
まあ歯が尖ってれば目立つし、あちこちで人を襲ってればいつか存在がバレるわけだし、人間界に溶け込んだ生活をする巴には、都合がいいのかも。
そんなわけで、パック入り血液を愛飲していて、それがまたなかなか高価らしく、そのために、わりと金持ちらしいにもかかわらず、事業を始め、着実にお金を稼ぐ巴。
・・・そういうスーパーセレブっぽくないところが、非現実的設定の話の中、地に足がついてると言うかなんというか。
剛しいらさんすげーなーと(笑)
そんな巴は、長生きをしてきただけあり、いろいろな恋の経験もあり、しかも吸血鬼という特殊な存在であるはゆえ、辛い思いを何度となくしているのです。
正体がバレた途端に恐れられたり、愛した人が年老いて亡くなるのをみたり。
それゆえ、一夜限り、にこだわります。
ある日、巴の前に、山神太地という純朴な青年が現れ、一目で彼を気に入った巴は、一夜限りのつもりでお持ち帰り(笑)
けれど、月の光を浴びた彼は、まるで別人のように、粗野で荒々しく傲慢な態度で、巴をむちゃくちゃに抱いてしまう。
けれど、朝になれば、また穏やかな太地に戻っている・・・。
そんな彼の二面性に惹かれつつも、辛い別れを想像すると、ずっとそばに置いておくことはできないと、思い悩む。
そんな時、民族学者が巴にコンタクトをとってくる。
そこで太地のルーツは「犬神」であり、恐ろしく長寿の血筋であることを知る。
しかし、その太地を使って研究をしようとする彼らに、二人は命を狙われることになり・・・。

ところで、太地の二面性。
全く違うキャラなんですよ。
真逆の存在というか・・・。
そういう意味では、巴は一粒で二度オイシイんですよね(笑)
その二つの人格は、きちんと太地。
浮気にならないんですよね。
でも、野獣(笑)太地にしてみれば、たとえ忠犬太地であろうと、嫉妬の対象になってしまうのです・・・。
私はどっちかっていえば、野獣太地の方が好きかも〜。

このカップル、その後のシリーズにもずっと顔を出してます。
仲良しさんなので、ちょっとうれしいです(笑)
シリーズの他のカップルも、余力があれば書きたいんですけど・・・。







ジョン・マルコビッチが出てた吸血鬼映画、観たような観てないような・・・。
多分、観たはず・・・でもタイトルも思い出せん。
記憶が遠い(笑)
というくらい、まああまり、私のツボ中のツボという程でもない、吸血鬼映画。
だから、基本中の基本の、ゲイリーの「ドラキュラ」を観てなかったりして・・・。
イロモノが好きなもので、どうしても正統派は、避けちゃってるんですよね(笑)
吸血鬼映画でなぜか一番最初に思い出してしまうのが、「ヴァン・ヘルシング」。
どこが?って言われそうですけど(笑)
トランシルヴァニアで、吸血鬼退治のお話なんですが(でも、どことなく007シリーズを意識してるような・・・)、ここでも出てきましたね、吸血鬼と狼男。
あれは、とっても仲が良いとは言えないような関係でしたが・・・。
ゆうか、寧ろサイアク。
どうでもいいんですが、昨日シェーン・ウエスト目当てで「リーグ・オブ・レジェンド」を観ていたら、あれにも、トランシルヴァニアとヘルシング卿という言葉が出てきて、むむむ、と思ったんですが、出てきただけだった(笑)
そのかわり、女のヴァンパイアががっつり。
しかし、狼男はいなかった・・・。
まあ、ヴァンパイア、ミナ・ハーカーはあくまでも、トンデモ軍団のメンバーの一人でしかないし、彼女がメインでもないし・・・。
ということで、気分はすっかりヴァンパイアモノなので、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でも観ようかな。

そうそう、ヴァンパイア映画を探していたら、「インサ●ト・ウィズ・ヴァンパイア」というのを発見(笑)
アメリカって、そういうわけのわからんパクリタイトルのエロ映画が多いなあ・・・。
posted by 棗 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>剛しいら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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