2007年07月18日

ファイナルカット:水壬楓子


ファイナルカット (リンクスロマンス)

ファイナルカット (リンクスロマンス)

  • 作者: 水壬 楓子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/12/27
  • メディア: 新書





<あらすじ>
硬質な美貌と洗練された物腰から「クールノーブル」の異名を持つ俳優の野田司は、鬼才と謳われる映画監督・木佐と身体の関係にある。始まりは6年前、木佐の作品に野田が抜擢されたのがきっかけだった。木佐の才能に心酔し、いつしか心までも奪われていた野田。望むのは、いつか来るだろう木佐との別れの日が少しでも先であってほしいということだけ…。恋人ではなく、奔放な木佐のきまぐれで抱かれることに満足していたはずだったが―。
映画監督×俳優モノ。

(前作「ラブシーン」の感想はコチラ

いわゆるオッサニストではない私が語るのもどうかと思いますが、オッサンは”くたびれ系”より”紳士系”がタイプです。
・・・木佐監督は、何系?うーん、強いて言うならばマジ悪系?
表紙のあのヒゲにちょっとおそれ戦慄いて、買うのをかなり躊躇いました(笑)




なんの迷いもなく、決められていたレールを歩いていた、野田。
ある日、映画館で、木佐監督の作品に出会い、衝撃を受ける。
そして、今まで築きあげてきたキャリアをすべて投げ出し、彼の映画に出るために役者の世界に飛び込むことに。
そして、下積みを経て、ようやく木佐作品のオーディションをうけれるという段階になって、彼は木佐のある噂を耳にする。
野田は、木佐に抱かれることで、役をもらおうとするが・・・。

いっつも思うんですが、ホントに役もらうのに、「一晩」とかってあるんでしょうか・・・。
おそるべし、芸能界。
そんな木佐とのやり取りもあり、めでたく木佐作品に出演が決まった野田。
それからは、奔放な木佐を黙って待つ、貞淑な妻状態・・・。
始めは、なんて健気なやつなんだ野田は!と読み進めてたんですが、途中からあれ?みたいな(笑)
自分の映画に同じ俳優を二度と使うことはないと言われてる木佐。
そんな彼の作品にはもう出演できないとわかっている野田は、彼が映画にのめり込めばのみりこむほど、自分の立場が切なくてくるしくて、悔しくて、別の仕事をどんどんいれて顔を合わせないように。
そんな落ち込んでる野田に対して、木佐はといえば、彼のための脚本を持ってやってくる・・・。
案外、純愛系オヤジ(笑)
自分勝手で傲慢な木佐に、いいように振り回されてると思ってた野田が、実は案外、巧い具合に転がしてるんですよね。
48歳×33歳。
この年の差も驚異だけど、自分史上最高年齢攻めキャラに結構驚きました。
なんだ、これくらいだったら、全然オッケーなのかーと(笑)
と、むやみやたらに、自分のキャパシティの可能性に気がついた作品でもあったりして・・・。
いや、おもしろさは、そこじゃないはずなのに〜。

で、この作品に出てきた野田の友人、警視庁にお勤め箕島くん。
・・・まさか、君もですかー(笑)

posted by 棗 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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