2007年07月17日

ラブシーン:水壬楓子


ラブシーン (リンクスロマンス)

ラブシーン (リンクスロマンス)

  • 作者: 水壬 楓子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/03/30
  • メディア: 新書





<あらすじ>
シャープに整った容貌の人気俳優・瀬野千波と、時代劇役者の片山依光は同居人兼セックスフレンド。二人の関係は、つきあっていた男に千波が手酷く捨てられた6年前から続いている。甘やかしてくれる依光を本当の恋人のように思えることもあるが、失恋の傷は深く、千波は本気の恋を恐れていた。そんな折、千波に映画出演の話が舞いこむ。好きな監督の作品だったので喜んで出演を決めた千波だが、千波を捨てた男・谷脇も出演が決まっていて―。
時代劇役者×俳優モノ。


芸能モノ〜?と躊躇ってたんですが、水名瀬さんのイラストに負けて結局購入(笑)
そして読んだあと、こりゃ感想書けないと、サジなげてたんですが、最新作「クランクイン」を読んで、ちょっと気が変わりました。
・・・で、これまだ続くんですね(笑)
しかも、登場人物総××状態になりつつあるような、ないような・・・。
水壬さんのリンクスのシリーズなんだから、そこは予想しとくべきだった〜。



先日も書きましたが、子供が身体だけの関係とか言ってるのは、どうも納得のいかない古い女(笑)なんですが、こういういい年したオトナが、身体だけとか言ってるのは、もう全然OKです。
酸いも甘いも経験してれば、そういうのもありでしょうと思いますしね。
しかも、そこからうっかり本気になってしまったものの、お互いに言い出せなくて焦れ焦れしてるのが、なんかいいんですよね。
ただ、依光と千波、身体だけの関係だったはずが、いつのまにか気持ちも完全に持って行かれ、いざ心が通じあえば・・・。
そこで起きる事件は、フィクションだとわかっていても、やはり辛いものがありました。
しかも、それ以上に追い討ちをかけるような出来事や、言葉。
もともとテレビの世界で活躍する芸能人という肩書ゆえに、興味本位でとりあげられたりと。
被害者のはずなのに、ちっともそんな存在ではなく。
そういう事件を見るたびに、死刑だ!と叫びたくなるんですが、それでも、過去はなくならないし、傷だって完全に消えるわけじゃない。
ただ、千波が下した決断は、とても潔くて強くて、悲しかった。

しかし、タイトルにもなってる「ラブシーン」。
まさかそうくるとは、でした。
木佐監督もびっくりだけど、読者の私もびっくりでした・・・。
posted by 棗 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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