2019年10月14日

ヒトの世界の歩きかた:イーライ・イーストン



人間に変身できる特殊能力を身につけた犬「クイック」たちが住む町・マッドクリークの正式な保安官助手となってはりきるローマン(ジャーマンシェパードのクイック)は、DEAの会議で数ヵ月前の麻薬組織摘発作戦で救出したマットと再会する。マッドクリークに派遣されたマットとローマンは休日を一緒に過ごし、互いに好感を抱き始めるが…!?不思議な町・マッドクリークで繰り広げられる犬と人間の信頼と愛情を描く、好評シリーズ第2弾!



ローマンのかわいさにみんなやられたらいいよ!



前作の感想はコチラ





マッドクリークの不思議な犬&人の物語第二段は、前作でもかなりがんばってたローマンが主役。
前作の最後で、麻薬がらみの事件の現場で衝撃的な出会いを果たした、クイックのローマンと、人間のマットの物語となるんだけど、再会からしてまた衝撃的な(笑)
そんな2人の不器用過ぎる恋愛模様は、見ていてほほ笑ましい。
厳格すぎる父親のもと育ったマットは、自分がゲイであることを家族にもまわりにも打ち明けることができずにいて、ローマンは、人間2年生らしく毎日の生活が学びであり経験であり、失敗と成功のくりかえし。
そんな2人は気持ち的に惹かれつつも、そこからの一歩の踏み出し方がすさまじく頼りない。
しかも、ローマンたちには、どうしても隠したい町の秘密があるからこそ、マットから怪しまれてしまい、関係も複雑化してしまう。

それにしても、あいだあいだで語られる、ローマンの軍用犬時代のことは、やっぱり辛い。
出会いと別れ、そこに深い絆があったからこそ、ローマンは犬だったのに人の姿になることのできる犬へとなったわけだけど。
ジェイムズとの間にあったのは、純粋なる信頼と愛情。
その心がローマンの今を形作るベースにもなってる。
その実直さが、ずっと自分の気持ちを隠してきたマットには心に触れるものがあるし、マットがローマンに教えてくれるのは、ジェイムズがくれたのとはまた違う意味の愛情で。
頼りなげではあるけれど、2人には補い合えるだけの気持ちがある。

それにしても、ランス!
過保護っぷりに拍車がかかってる(笑)
町の平和を守ることに必死になりすぎて、むしろ怪しさ倍増だよ…。
あの不器用さもまた、彼のいいところだけど。
そして、ローマンんに純真だけど直球な質問に挑む姿が、なんとも…。(時々ティムにふるけど)
3作目も翻訳でると信じてるけど、今度は違う危機が町にやってくる、がんばれランス。
How to Wish Upon a Star (Howl at the Moon Book 3) (English Edition)
How to Wish Upon a Star (Howl at the Moon Book 3) (English Edition)


ところで、11月12月とモノロマの刊行予定があって超うれしいんだけど、12月はまじでラニヨンさん2本立てなんだろうか…。
なんて太っ腹!
そして気になるのが来年の予定だよね。
ヘルハイの最終巻はぜひと思ってるけど、ほかはどうなる?どうなる?

posted by 棗 at 08:52| Comment(0) | 翻訳BL>いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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