2018年10月14日

月への吠えかた教えます:イーライ・イーストン


人生に挫折したティムはひとりマッドクリークの町にやってきた。新種のバラをつくることで負け犬人生をやり直そうと。ところがその町には秘密があった。人間に変身できる力を持った犬たち(クイック)が暮らす犬の楽園だったのだ。そんな彼を町の保安官・ランスは、マリファナを栽培しているのではないかと疑う。そこでボーダーコリーの姿になり、ティムの家に潜入するが…。傷ついた心に寄り添う犬たちの町、「月吠え」シリーズ第1作。



12月にラニヨンさんの新シリーズ、その後に王子の3巻。
着々とモノロマの巻数増えて行ってて超うれしい。




久しぶりのモノロマは、新しいシリーズで新しい作家さん。
人に変身する犬たちがでてくるけど、いつも読んでるシフターものとはちょっと違う。
人狼的ななんかこう特殊能力だったり、すごい治癒能力だったりが備わってるということはなく、普通に人に飼われてるようなワンコ達がもふもふっと登場する。
生まれながらにして犬だけど人に変身することの出来る「クイック」と、犬として生まれてきたけれど人との間に特別な絆からあるとき突然人間になってしまったもの、そんな二つの種類の彼らがひっそりと暮すのがマッドクリークという町。
そんな秘密を抱えた町は当然よそ者にたいして目を光らせていて、ましてや近隣から犯罪者が流れ込んできそうな気配のあるこの時期にやってきたティムは、クイックで保安官のランスから当然疑わしい存在として目をつけられてしまう。
ティムはティムで、ある事情から偽名を使い秘密裏になにかと行動することも多く、しかも今までの経験から人をたやすく信用するようなタイプでもない。
町を守ることが命のようなランスと、人を寄せ付けないティム、出会いはよろしくないし、お互い守るべきもののために必死になる。
そんな二人の関係の変わるきっかけは、ランスが犬の姿でティムの前に現れたとき。
人を信じられないティムも犬には心を開き、ランスもより本来の自分であることで気持ちに嘘はつけなくなる。

そして一仕事…二仕事するのがやはりママです、ランスのママ。
なんというかアメリカのM/M読んでると、まあママの発言権の高さというか、影響力がすさまじいというか、これがあれか、ヘリコプターとか芝刈り機とか言われてるあれか?と思いたくなるくらい、ママが息子の恋愛事情に口出してくるというか首つっこんでくるというか手を出してくるというか…。
それが正直うんざりなところがないことはないんですが、そういうものかと最近はちょっと悟った。

ところで、ランス!いい男だ。
原書読んだ時にはまるでわかんなかったんだけど、すごくまっすぐで一生懸命。
どうしても最初の強面のぶっきらぼうで威圧感ありまくりのイメージが強くて、ティムをなんとかして守りたい大事にしたいと気付いてからは、突然私の中で好感度上がりまくりですよ…。






今回始終大活躍のローマンが主役の2作目もお願い翻訳を!
っていうか出ると信じてるから!!!!!!!!

posted by 棗 at 15:48| Comment(0) | 翻訳BL>いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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