2007年06月12日

ロマンスの黙秘権1:うえだ真由


<あらすじ>
恩師の紹介で貧乏法律事務所に助っ人に来たエリート弁護士の准己。気は進まなかったものの引き受けた理由は一つ、大学卒業後もなぜか忘れられずにいた啓がいたから。だが想像以上に仕事内容はお粗末、環境は劣悪で、肝心の啓とも方針が合わずに口論ばかり。普段は傲慢な准己だが啓にはどうしても強く出られない。そんな時、所長の田上が倒れ、二人でワケありの事案を担当することになり……。弁護士シリーズ開幕!!
弁護士×弁護士モノ。


うえださんの、再会モノはやはりツボだった(笑)
しかも、弁護士って。
楽しくないはずがないって。
とはいえ、最初、あらすじ読んだとき、「う〜ん?」と一瞬悩みました。
・・・私は、案外エリートが好きじゃない(笑)
特に、自覚のあるエリート!
なんか、いちいちハナにつく言動が多いじゃないですか、あの種族(100%偏見)
読みはじめて、攻めの准己の描写がありましたが、まさに、「完璧な」エリートがそこに、いましたよ・・・。
背が高くて、かっちょよくて、実家は大手の弁護士事務所=金持ち、自分も弁護士、しかも仕事ができる!だから当然、女にもモテる。
・・・こんな嫌みな攻めが、いまだかつていたのか?いや、たくさんいた(笑)
BLだからね。





そんなこと言いながらも、実はこの作品では、准己がすっごい好きなんです〜。
だって、どこの中学生だよというくらいの、かわいらしさで、恋心に翻弄される男、深見准己。
嫌みたらしいエリート弁護士だったはずが、何の因果かやってきたのは、人情弁護士事務所。
今まで手がけてきたような大きな依頼はあるはずもなく、あるのは国選弁護に離婚訴訟、そしてどうでもいいトラブル。
なかばわかっていながらも、この事務所にやってきたのは、大学の同級生早瀬啓がいるという話を聞いたため。
卒業後も、なぜか准己の心の中にずっと残っていた、啓。
その理由を知りたくて、ここにやってきた。

・・・それを片思いといわずして、なんという(笑)
そう、准己がかわいくてしかたないのは、エリートのくせに、どこぞの中学生だよ、といいたくなるほどの、片思いっぷり。
今まで全然苦労しなかったせいか、自分の恋愛に関しては、手も足も出ず、いきなり白旗降ってる状態。
目の前に、ずっと好きだった相手がいるというのに、どうすることも出来ず、ただ尻尾まいてにげる・・・そのはずが、予定外の出来事が起こってしまう。
怖いですね、アルコール。
便利いいですよね、アルコール。
酔った勢い、酔ったせい、ぜーんぶ、お酒のせいにできますから。
まさの、酔った勢いで、コトに及んでしまった准己と啓。
・・・一体どこまでヘタレなんだよ、准己(笑)
しかも、啓も、何のかんのといいつつも、結局抵抗らしい抵抗もせず、「アルコールのおかげで合意」でやっちゃいました、な状況。
啓は、まさに准己と正反対の正確で、バカがつくほど正直で、見た目を裏切る熱血漢。
まさに人情弁護士事務所に務めるにふさわしい人物で。
無自覚に、准己を振り回してたはずが、この「酔った勢い」事件から、状況は一転します。
・・・しかしながら、エリート、さすがに詰めは甘かないですね(笑)
「好きだって言えよ、そしたら何だってしてやる。」
いいですね、強気です、傲慢です。
どこぞのヘタレのセリフとは思えません。
そのくせ、内心、そーとー緊張してた准己が、私は好きです(笑)
ところで全三巻ということですが、谷崎泉さんのラステロのように三ヶ月連続刊行だとばかり・・・。
どうやらこのお話の続きは8月になりそうですね。
・・・どんならぶらぶ話になるんでしょーか、楽しみです♪

ヤボもヤボですが、綿貫家の兄弟は、二人とも成人してると思うんですけど、この場合も親権は争われるんでしょうか。
ちょっと、そこのところが疑問といえば、疑問・・・。


この記事へのコメント
こんばんは!棗さん。
私もエリートやセレブ系の設定のBLが苦手なので、最初の戸惑いよく分かります(笑)。
それ故、私も当初は購入予定に無い作品だったのですが、環境劣悪な事務所というアラスジとあさとさんのイラストに惹かれて気づいたら購入してました。
ディアプラスは、時期的に他社と発売日がずれているので、本能で買ってしまうことが多いんですよねー。
まあ、この作品は結果的には当たりだったから無問題ですが。
続きも楽しみですよね、今度は流石に啓視点でしょうか?
それでは!
Posted by tatsuki at 2007年06月13日 19:51
tatsukiさん、こんばんは。
・・・プレッシャーかけてます?(笑)
気のせいですよ!これからも、どしどしおもしろい本を是非とも紹介してください〜♪

あさとさんのイラスト、はわかるんですけど「環境劣悪な事務所というアラスジ」に惹かれるって(笑)
やっぱりtatsukiさんって、すばらしい着眼点をお持ちですね。私、そんな言葉があったことすら、忘れてましたよ・・・。
ただ、弁護士、というキーワードには、萌えましたが(笑)

次は啓視点のお話だといいですね〜。
今回は、乙男(笑)の片思いに焦れ焦れさせられちゃいましたが。そんな彼を啓はどう思ってるか、すごく興味あります。
あとの2冊は、隔月発売という噂を聞きましたので、ちょっとだけ安心して待てそうです。

ところで、「君好き」ですがヘタレが発動して以来、いまだ8巻以降が読めていません・・・。
せめて第一部だけでも感想かこうかな〜と思ってます。
あの、浅井の人の話のきかなさが、なんとも言えませんね(笑)

コメント&TBありがとうございました。
Posted by 棗 at 2007年06月13日 20:43
棗さん こんばんは♪

>背が高くて、かっちょよくて、実家は大手の弁護士事務所=金持ち、自分も弁護士、しかも仕事ができる!だから当然、女にもモテる。

あはは〜!こんな男がステレオタイプでゴロゴロいるって、BLって恐ろしい世界ですよね(笑)

私も准己が可愛くて仕方ありません〜(≧∀≦)♪
しかし微妙なヘタレだと思ってたんですけど棗さんの感想読んだら実は真性ヘタリストだったんじゃん?て気になってきましたよ(笑)
いつか啓をメロメロにする日を夢みて、あと2巻頑張って欲しいものですね♪

綿貫さんちのは親権とゆーか、やはり老後の面倒見てください、って話になるのかなあ(笑)
どうなんでしょうね?

TBいただいていきますね!
Posted by ゆちゅらぶ♪ at 2007年06月13日 22:52
ゆちゅ♪さん、コメント&TBありがとうございます♪

私のまわりには、こんなエリートいませんよ!
さすが、腐女子のファンタジー・BLです(笑)

私は、准己を心底ヘタレだと勝手に思い込んでたんですが、他所サマの感想を読ませていただくと、どうも違うらしく・・・。
え、私、やっぱり読み方間違ってる?と、だんだん自信が・・・(笑)
そうなんですよ、小学生の頃から国語の授業がすごくニガテだったんですよ。
本の感想が、私だけがいつもトンチンカン・・・。
じゃあ、なんでブログやってんだって、話ですよね(笑)
だから、綿貫さんちの親権なんぞにこだわったりしてるとも言えます・・・。
せっかく、准己が仕事がんばってるのに(笑)得意ではない、離婚問題に取り組んで。
しかも、啓の元カノと闘って。
・・・それをみてやれよ、私。

最近どうも、ひねくれてるようで、よろしくないです・・・。

Posted by 棗 at 2007年06月14日 21:48
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