2016年12月17日

フェア・プレイ:ジョシュ・ラニヨン

440356030Xフェア・プレイ (モノクローム・ロマンス文庫)
ジョシュ・ラニョン 草間 さかえ
新書館 2016-12-14

by G-Tools

FBIの元同僚で恋人のタッカーと過ごしていたエリオットは、深夜実家焼失の知らせで叩き起こされた。火事は放火だった。父・ローランドには回顧録の出版をやめろという脅迫が来ていたという。エリオットはローランドを家に避難させるが、散歩中をクロスボウで狙われる―。タッカーは珍しく携帯の電源を切り、家に帰ってこなかった。彼は何かを隠している…。待望の「フェア・ゲーム」続編!!



雑誌のモノクロームロマンスもラニヨンさん!
嬉しすぎるよ。
でも原書がわからんので困ってる…。



ラニヨン作品の密度の濃さはもう言うまでもないのだけど、やはりこのシリーズは面白い。
父親ローランドを巡る様々な事件と、前作でヨリを戻したエリオットとタッカーの関係、そしてコーリアンの存在。
ローランドの出版しようとしていた回顧録が引きがねとなった事件の詳細やその歴史的背景、そして真相もすごく興味深かった。
けれど、そうした事件を通して描かれる、エリオットとタッカーの関係性というのがもっと面白く読めた。
一度は離れてしまった二人がもう一度やり直すことになり、前よりもっと深い関係に落ち着こうとしてるだけに、そう簡単にことは進まない。
家族の危機にどこまでも首を突っ込もうとするエリオットと、捜査官としての立場もわきまえてるタッカー。
お互い相手を大事に思ってはいるけれど、状況が状況なだけに冷静さを欠けば、時に言葉が行き違うこともあれば、言いすぎてしまうことも。
そしていい大人の二人ではあるけれど、そこに恋愛感情も加われば、ぶつからないわけがない。
ただ自分の我を何が何でも通すほど子供でもない。
まあ二人には言葉以外の方法でじゅうぶん語り合えるわけだし。
…しかし、どうでもいいんですけど、最初ラニヨン作品はえろいシーンはわりとさらっとしてると思ってたんですよ。
いやいやどうした…。


B01MSLD8L2Fair Chance
Josh Lanyon
Carina Press 2017-03-01

by G-Tools

シリーズ最終巻の原書も来年出るし、楽しみだなあ。
今度はあのサイコな彼が出てきてなにかしでかすんではないかと今からどきどき…。
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