2016年11月11日

恋人までのA to Z :マリー・セクストン

4403560296恋人までのA to Z (モノクローム・ロマンス文庫)
マリー・セクストン RURU
新書館 2016-11-10

by G-Tools

元カレの置いていった、いつも不機嫌な猫と暮らすザックは、ビデオレンタルショップ「A to Z」の経営に苦戦するかたわら、新しいビルのオーナー・トムとの虚しい恋に悩んでいた。そんなある日、ザックはクビにしたバイトの代わりに映画好きの客、アンジェロを雇い入れる。他人を信用せず、誰も愛したこともないアンジェロだったが、ザックの部屋で映画を観ながら、二人は次第に心を通わせていく。音楽フェスを通じて知りあったマットたちに誘われてコーダへ引っ越しする前日、一人の女性がアンジェロの元を訪れた―。夏が始まるコロラドで、ゆっくりと育まれる小さな優しい恋。人気のコーダシリーズ、第2弾。




ようやくコーダシリーズが。
この調子でどんどん続きを、そしてコールたちの話もぜひぜひ!

ところでラングレーさんの狼シリーズ、コミカライズなの?!
たーのーしーみー。(特にリバのところ)


  

コーダシリーズはやはり数あるM/M作品の中でも恋愛成分のぎゅっとつまった感じのかわいらしくてせつなくて、でもほっとする雰囲気のお話。
今回の主人公たちは、レンタルビデオ店の店主とアルバイトのザックとアンジェロ。しかも最初の舞台はコーダの町ではありません。
ザック、いきなりダメな匂いしかしない男と付き合いはじめてるし!
主人公のひとり、ビデオ店の店主のザックは、なんというか人当たりもいいし性格も優しいのかもしれないんだけど、なんだか残念な人なのですよ…。
前の彼との関係も、今の仕事のことも、そして現在進行形の彼の関係も、なんというかいきあたりばったりというか、その場その場でとびついてしまう。
物事の表面しか見てない感じがしてしまう。
そんなだからザックは、自分に向けられている視線の意味を、取り違えてしまうからややこしいことに。
常連客からアルバイトに昇格したアンジェロは、ザックにずっと静かにこっそりアプローチしていたにもかかわらず、現れて数秒でザックの心を掴んでしまったうさんくさい男にあっさり奪われてしまう。
そんな二人の前半戦は、鈍すぎるザックとそれを追いかけるアンジェロ。
その二人の転換期となるのが、コーダに住むあの二人との出会いなんだけど、そのことによって、ザックの生活は大きく変わろうとし、それにともないアンジェロ自身も変わらなければならない局面にたたされる。
ずっと手に入ることのなかいと思っていたザックのことが、思いがけずに手に入ってしまったことでアンジェロはパニックに陥ってしまう。
一度手にしてしまったら、それを失うことは堪えられない。
過去の経験から誰かに捨てられるということを極端に恐れるアンジェロの処世術は、誰も自分に近づけない、心許さない、そうすればいざってときに傷つかなくてすむから。
でも、アンジェロの前にザックが現れたことで、それも変わって行く。
そしてそんなアンジェロに対して、ザックは持ち前のおおらかさで全部受け止めてくれる。
はじめ読みはじめは、ザックの性格が、う〜ん?と思うところもあるんだけど、こんな人だからアンジェロと一緒にいるんだろうなと。
ところでこのこのコーダシリーズ、良くも悪くも家族について考えさせられます。




B003TLMNA2The Letter Z (Coda Series Book 3) (English Edition)
Marie Sexton
Dreamspinner Press 2010-05-12

by G-Tools

コーダシリーズ3とあるからこれから読もうかなあ。
作者さんのサイトに、コーダシリーズの順番が出てて、短編とかもちょいちょいあっても次はどれ読めば…と悩むことはないんですけど、なんせ多い(笑)
マットとジャレドの二人を先に読むか、それともこっちの二人を読むべきか。
同時期だからどちらでもとなると逆に悩ましいという優柔不断ぶり。
いっそコールたちの話読んじゃおうかなあ…。
コールの彼の名前が気になるんだよなあ。

posted by 棗 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳BL>いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック