2007年06月04日

シガレット・ラブ:雪代鞠絵

シガレット・ラブ
雪代 鞠絵著
幻冬舎コミックス (2007.5)
ISBN : 4344810058
価格 : \580
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
恋人の暴力により病院に運び込まれた智紘は、その時治療にあたった医師・高藤と幸せな日々を送っていた。しかし、昔の恋人に居場所がばれてしまい――!?
外科医×患者モノ。


あらすじの「恋人の暴力」の部分で、一瞬悩んだんですが、木下けい子さんのイラストにひかれて、ついぽちっと・・・(笑)
・・・あああ、やっぱり、私には地雷ネタだったなあ。
おもしろくないとかいうんじゃないんですよね。
ただ単に、自分の中で、最高に苦手なネタなんですよ。
DVモノ・・・。
そういう意味では、がっつりそのテーマで書かれてるので、読みごたえはあるかと。
本当に、なんど本を読むのをやめようかと思ったくらい、怖かった(泣)



DV男(最近逆も多いみたいですね・・・)と痴漢変態変質者は、日ごろから●刑だと思ってる私としては、崇のように、恋人だといいながら、暴力しか振るえない男は、どうにかならないのかと・・・。
崇自体の病もそうとう深いとは思うんです。
そうすることしかできないし、それが間違ってるとか、悪いとか、考えてないだろうし。
その一方で、被害者である智紘。
被害者であるはずなのに、被害者意識が薄い。
自分が悪いと思ってしまう。
殴られるのも、蹴られるのも、全部。
だからこそ、すべての行為を正当化された相手は、ますます行為がエスカレートして行く。
そしてそんな崇だからこそ、自分がそばにいないといけない。
無限のループなんですよね、この関係。
離れても、すぐに元の鞘に戻ってしまう。
そして、また暴力。
・・・終わるのは、おそらくどちらかの死しかない。
外から見れば、二人の関係が、いかにいびつでおかしいかなんて、一目瞭然なのに、当事者にはそれがまるでわかってなくて。
そんな智紘に、そんな関係は間違っていると、諭してくれたのが、救急で運ばれた智紘を診察した医師の高藤。
彼と出会ったことで、崇との決別を誓い、高藤と穏やかな恋をはじめる。
・・・でも、私、なんか高藤先生、あんまり好きじゃなかったかも(笑)
医師としての彼は、きちんとしてて、白衣着て診察してるとものすごくカッコいいのに、なぜ白衣を脱ぐとイカンのだ・・・。
えっちシーン読んでて、猛烈にそう感じてしまって。
結局、智紘って、そうやって誰かの加虐趣味を煽ってしまうのか・・・。
そういう意味では、えっちシーンなかったら、もっとよかった(笑)



posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>雪代鞠絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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