2016年02月28日

しあわせのキス〜札幌の休日・東京の休日〜:桜木知沙子

4403220916しあわせのキス〜札幌の休日・東京の休日〜
桜木 知沙子 北沢 きょう
新書館 2015-08-25

by G-Tools

大学卒業後、札幌と東京に離れた芦谷と皇。相変わらずケンカばかりの北條と真史。二組のカップルのその後を甘く描く、人気作番外篇!



既読だと思ってたら、何一つ記憶にない作品ばかりで…。
おかしい。




やっぱり東京の休日カップルが好きだな〜。
ってなにが好みって、多分北條先生のツンからの怒濤のデレなんだと思う。
この人、最初、ほんとサイテーですよね…。
この本の中では付き合い出してからの2人の、しかもちょっとした日常の一部分。
そんな中での北條先生のほほ笑ましかったり、そうでもなかったりなエピソードの連続で、私は大満足ですよ。
一番最初に、それこそ花丸版で読んだ時には、北條、オッサン…とか思ってたけど、28?
オッサンじゃないよこの人、ある意味若造だよ!
真史相手にどっしり構えてるところもあるけど、時として嫉妬ゴコロがわき出してる時もありで、冷静でいるようで、真史のことになると全くそうではなく。
そんな人間らしい部分がすごく好きだけど、そんな北條の一面を引き出したのって、やっぱり真史の存在が大きいんだろうなあ。

札幌の休日の皇と芦谷は、本編が波乱だっただけに、その後の2人の関係は揺らぎのない安定したものになりましたよね。
書き下ろしの小樽の休日で、なんかもう絶対に大丈夫って確信できたというか。

ただ、この2組のカップル、まだ先があればまだまだ読んでみたいって思わせるくらい、魅力のある人物たちです。
作者の桜木知沙子さんがすごく愛してるんだなあっていうのがものすごく伝わってくるんですよ。
初出、1994年ですよ?
それが2015年にこんな形で世に出るなんて、すごいなーと。
名作は長く愛されるんですね。
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