2015年06月06日

桜と雪とアイスクリーム 〜いばきょ&まんちー3〜:椹野道流

4576150669桜と雪とアイスクリーム 〜いばきょ&まんちー3〜 (二見書房 シャレード文庫)
椹野 道流 草間 さかえ
二見書房 2015-05-25

by G-Tools

いちばん大切な人と、どう生きていきたいか
殺しても死にそうにない万次郎が死にかけ、堅実を絵に描いたような茨木が行方不明!?

春――和やかに花見を楽しむ楢崎&万次郎と、茨木&京橋。しかし美しい桜と裏腹に、彼らの話題はいささか物騒。それというのも数ヶ月前、茨木が出張先で行方不明になり、殺しても死にそうにない万次郎が死にかけるという騒動があったからで…。「大事な人の大事なときに、傍にいなくてどうするんですか」京橋の痛切な説得に、万次郎を居候と言ってはばからない楢崎も我が身を顧みることに…?



ここのカップルたちはすっかりセットになってしまいましたね。



帯のセリフがすごく心にきました。
生と死を身近でずっと見てこられた作者さんだからこそますますの説得力があったように思えました。
それにしても大事なことなのに当たり前すぎてわからなくなってしまうのか、わかっているのに無意識に考えないようにしているからこそ気にしなくなってしまうのか。
それはわからないんですけど、朝「いってきます」とでかけて夜「ただいま」と帰ってくることがどんなにすばらしいことなのか。
存在が近ければ近いほど当たり前が当たり前でなくなったときが怖いです。
今回は、京橋と楢崎、医師という職業柄、人の生死を身近で見てきていたはずなのに、一番大事な人の突然のアクシデントに当然うろたえるしショックも大きい、でもそれ以上にそんなこと起こるだなんてみじんにも思ってなかったはず。
お互いの存在を今一度考えるきっかけにはなったんだろうけど、そんなきっかけはいらないよね…正直言って。心臓に悪すぎるよ…。
まんじと楢崎のカップルお気に入りなんですけど、どんなときでも楢崎は楢崎であろうとして、すっごく素直じゃないんだけど、ひねくれてるんだけど、それってまんじに愛がないわけじゃなくて、あってアレっていうのが、楢崎らしい…。
ツンの鑑の様な人です。

…しかし、リバってくれてよかったのにというのはここだけの話。
posted by 棗 at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椹野道流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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