2015年02月11日

何度でもリフレイン:安西リカ

4403523714何度でもリフレイン (ディアプラス文庫)
安西 リカ 小椋 ムク
新書館 2015-02-07

by G-Tools

ずっと忘れられずにいた大学時代の恋人・佳史と、仕事先で再会した真下。十年経ち、彼は大企業の役員となっていた。別れの前後の記憶が辛すぎて、必要以上の関わりを避けたい真下に対し、佳史は昔と変わらぬ情熱を向けてくる。世間知らずで甘えたがりだった佳史も、今やすっかり仕事のできる大人の男。それを眩しく思うと同時に気後れを感じる真下は「友達でよければ」と佳史との付き合いを受け入れるけど…?



あれ?ディアプラス文庫って、背表紙にイラストが入ってましたっけ?





雑誌で読んでましたが、書き下ろし部分が気になって購入。
…わが愛しのホームズはメール便で、こちらは宅配便だったので、てっきり書き下ろし部分が膨大で、超分厚いのかと思ってたんですけど、そうではなかった…楽天ブックスさんのただの気まぐれだった(笑)まあいいんですけど。

それにしても、同級生の再会モノでワンコ攻めって、どれだけ私のツボを押さえてるんでしょうか。
しかもワンコちゃん、かなりの毛並みのよい大型犬、しかも10年でしっかり躾けが出来ました…ってどんだけパーフェクト!
なはずなんですが、そうは簡単に行かないのが人の気持ち。
大学生だったとき、お互いにお互いが夢中過ぎて、まわりなんて見えなくて、世界は自分たちだけでできてるんじゃないかってくらい幸せだった頃。
そんな時、真下の母親が体調を崩し、そんな幸せな時間はあっという間に壊れてしまうのです。
あんなにも好きあっていたはずなのに、傷つけあう言葉しか言えず、酷い別れ方をしてしまう。
そしてなにより、真下は自分が恋に夢中で、まわりを気にかけていなかった自分自身に腹が立っている。
だから、二人が再会したからって、そう簡単によりを戻そうっていうわけにはいかないのです。
真下がそうやって悩んだり後悔したりいろいろ考えてる一方で、佳史の心は決まってます。
佳史はストレートにだけど引き際わきまえたアプローチをするんだけど、それを真下はうまいことかわそうとします。
そんな今の様子読んでると、彼らの若かりし頃の情熱に溢れまくってた恋愛時代とのギャップに驚く。
10年…やっぱり長いな…。

ところで、このお話、重要な役目を果たすのが、音楽の存在。
昔好きだったアーティスト、よく聴いてた曲、ふたりでイヤホンわけあって聞いてるのって、萌えます♪
そして、人の記憶に音楽って、深く結びついてるんだなあと、しみじみ思いました。



posted by 棗 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>安西リカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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