2015年02月05日

リバーズエンド:木原音瀬

4883864138リバーズエンド (Holly NOVELS)
木原 音瀬 小椋 ムク
蒼竜社 2012-09-26

by G-Tools


キャッスルマンゴー (マーブルコミックス)キャッスルマンゴー2 (マーブルコミックス)
十亀にとって高校も友達もどうでもよくて、父親がつくった借金の返済に追われ、バイトをしながら姉弟と一日をなんとか食べて生きること、それがすべてだった。そんな時、ふとしたきっかけから同じクラスの二宮と口を利くようになり、彼の明るさに十亀の心は少しずつ癒されていく。しかし、二宮にほのかな想いを感じはじめた矢先、哀しい運命が十七歳の十亀を待ちかまえていた―。表題作に加え、大人に成長した十亀が優しい恋人・万と出会い、映画監督への道を歩み始めた「今」の葛藤を描いた書き下ろしを収録。




雑誌の付録だったリバーズエンドを読んだ時の衝撃を私は忘れない…。



キャッスル・マンゴーは、万くんが厄介な男・十亀に恋におちてしまい紆余曲折あって…というストーリー。
リバーズエンドは、十亀がいかにしてこのような男になったかという、若かりし頃の話と、十亀が万くんとつきあいだしてからのお話。
キャッスル・マンゴーで、万くんとの関係にハラくくったかな?とか思ってたけど、そう簡単にはいかないですよね。
それだけの経験をしてくれば、諦めること欲しがらないこと手をのばさないことが自分の中でルールとして定着してしまってて、それが万くんにはすごく歯がゆいのです。
「別れよう」って言ったら、「わかった」とあっさり納得されたんじゃ、そりゃあ傷つきますよ…。
だから十亀が万くんを嫌いかといえば、全くもって違う。
すごく好きで大事。
十亀的には、これでも随分進歩した方なんだろうけど…。
ただ万くんがあの若さにして、すごく理解力と包容力のあるいい子だから、上手く行ってるんだろうなあと思わずにはいられないですけどね。

それにしても、十亀がなぜ映画の監督?とキャッスル・マンゴー読んでるときは不思議だったけど、今思えば、彼は自分で思い描いた世界を、人生を、生み出したかったのかなと。
そう思うと、彼の作品をすごく観てみたくなるけど、AVは遠慮する(笑)
posted by 棗 at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>木原音瀬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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