2015年01月25日

左隣にいるひと:可南さらさ

4199006699左隣にいるひと (キャラ文庫)
可南さらさ 木下けい子
徳間書店 2012-06-27

by G-Tools

夏休みに帰省した江沢を出迎えたのは、五年前にケンカ別れした親友だった。高校時代、振り返るとそこにいて優しく笑っていた生方。誰に告白されても「ごめんね」と困ったように微笑んで、最後は必ず江沢の左隣に戻ってくる―そんな関係に戻れるかと思ったのに、昔のままの笑顔で「あの頃も今も江沢が好きだよ」と告白されて!?左隣の特等席は永遠に君のもの―友情が恋へ育つ軌跡。



いっそリバでよかったのに…!



高校時代の親友と喧嘩別れしてから5年、お互い大人になって再会するけど…という話。
BLでは鉄板のシチュかと思いますが、私はこれがかなり好きなパターン。
そこにのっかってくるキャラによってもいろいろと味付けが変わってきて、しかも作家さんごとの個性もあって、とにかく美味しくいただける!
ということで、こちらの作品も非常に美味しゅうございました。
それはやはり、受である江沢のキャラクターによるところが大きいです。
男前な受様はホントにいいよ。
全く恋愛対象外だった親友の、しかも男の、生方の告白を、まっすぐ受け止めて、彼なりに一生懸命に考えて答えを出してくれますから。
…まあ多少の焦らしは、許してあげて(笑)だって、恋愛対象圏外からの告白なんだからー。
と、私は、生方の先輩ほど、江沢を酷いやつだとは思いませんでしたよ。
寧ろ男らしいほどに男らしい性格してますしね。
一方の生方は、長いこと片思いしてた揚げ句、いい感じになってもまだもんもんと悩んじゃうような乙女さん。
彼って、押すか引くかどちらかなんですよね…。
そういう不器用さが魅力のひとつではあろうかと思いますが、男前すぎる江沢の怒りのスイッチ入れるハメになってもいますが。
二人ともタイプが随分違って、それこそ生方にしてみれば流せるようなことでも、江沢にしてみればそれこそ自分のことのように生方の代わりに怒ってみたり。
いい組み合わせなんですよ。
…しかしリバでなかったことがすごく残念だ(笑)

ところで生方の先輩、いいキャラしてたんですけどね、あれだけの登場ではもったいなさすぎる気がしますよ。      
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