2007年05月09日

妓楼の戀水:橘紅緒

妓楼の恋水
妓楼の恋水
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 9
橘 紅緒著 / 宮城 とおこイラスト
大洋図書 (2007.3)
ISBN : 4813011462
価格 : \903
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
男でありながら遊女顔負けの美しい容姿を持つ節。
郭で生まれ育った節にとって、人の情などその日によって変わるもので、
戀など現の世迷いごとのようなものであった。
そんなある日、東和財閥の御曹司、東和柾臣が浮雲花魁の客として遊廓を訪れた。
遊廓をしらず、礼儀正しく振舞う柾臣の優しさに触れ、節は生まれて初めて知る
感情に戸惑い、傷つきながらも、どうしようもなく戀に囚われて・・・
財閥御曹司×喜助モノ。

やっぱり、よくあらすじ読もうよ、自分・・・(笑)
たしかに遊廓モノだけど、自分が思っていたシチュとは違う・・・。(節はホンモノの花魁だと信じてましたよ、どーせ)
イヤ、楽しく読ませていただいたので、全然気にしませんが。
でも、表紙みたら期待するでしょうよ!!
しかし、とてもリアル書店で買いやすい本ですね〜。
って、実際の遊廓モノ(男×女)を買うオンナというのはどうなのかなあと思ってみたり・・・(笑)





橘紅緒さんの作品を覆う雰囲気というのは、いつだって低い温度で。
その中に、突如うまれる恋の熱の激しさに、どこにこんな感情が隠されていたんだと思うことたびたび。
そして私は読みはじめてすぐに、このお話はひょっとして、バッドエンディングを迎えるのか?と、危惧しましたよ(笑)
それほどに、愛しさに駆られた節の想いが、激しくて。
郭に生まれ、郭で育った節にとって、人も恋も信じられるものではなく。
人の恋路を、遠くから見つめるだけで、自らがその中に入っていくとは思いもよらなくて。
そんな、節がある時出会ったのは、遊廓という場所に不似合いな男、東和柾臣。
真面目で、礼儀正しく、節にも優しく接してくれる・・・。
けれど、柾臣は、浮雲のもの。
わかっていながらも、柾臣を忘れることも嫌うこともできない。
そのうち、柾臣が浮雲を身請けするという話が持ち上がる・・・。

気のせいだと思いたいんですが、私にとって、この柾臣の印象が、イマイチ薄い・・・。
ほかにも節にからんでくる男性陣がいらっしゃいましたが、彼らの方が、印象が(笑)
とくにお金もあって、女にモテる、遊びに長けた男、葛城。
・・・なんか、節にせっせとちょっかいあけてるんですけど、なんか、ホントにいたぶってますよね、彼(笑)
気に入ってるなら、気に入ってるって言えばいいのに〜。
そのくせ、あっさり柾臣に節譲っちゃうし。
どうやら、このお話、続編でるらしいんですが、主役は誰?みたいな(笑)
この葛城か、それとも喜助仲間の和志か。
気になります〜。

ところで、節は、言葉が関西訛りなんですが、えっちシーンが関西弁って、以前「思へば乱るる朱鷺色の」を読んだ時にも思いましたけど、エロいですよね・・・。
「あかん」は、いかん(笑)
posted by 棗 at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>橘紅緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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