2014年11月14日

甘い恋:星野伶

4344832507甘い恋 (リンクスロマンス)
星野 伶 木下 けい子
幻冬舎 2014-10-31

by G-Tools

出世頭で部下からの信頼も厚く、ストイックなイメージで女性社員からの人気も高い。そんな誰の目から見ても完璧な平岡悠の誰にも言えない秘密は、女性が好むスイーツが大好きなこと。しかし、クールなイメージを壊すことができず、日々甘いものを我慢していた。ある日、悠は美味しそうなデザートパンに惹かれて古びたパン屋に入店する。そこで出会った店主・石森弘毅は、年下とは思えない威圧感を与える態度と愛想のない接客で第一印象は最悪。さらに「あなたに売るパンはありません」と販売を拒まれて―?



はじめての作家さんでしたが、タイトルとあらすじ、そして木下けい子さんのイラストにひかれて手に取りました。




まさにイラストの雰囲気のお話で、すごくかわいい感じでした。
見た目と中身のギャップが激しい二人が、おいしいパンをきっかけにどんどん距離が近づき、第一印象を裏切る内面を知れば知るほど恋におちて行く。
特別ドラマチックな展開があるわけでも、衝撃的な過去があるわけでもなく、ちょっとした日々の延長の様な感じ。
人と人が惹かれて行くのには大げさな何かが必要なわけではないんだなあと感じました。
そこに誰かを好きになる気持ちさえあればいいんです。
うまくいけばいったで、そこにちょっとした嫉妬なんてものも生まれたりするけれど、それって誰でも直面する問題なんじゃなかな。
大人になって出会った二人からすれば、過去なんて変えようのないものなんだから。

そんなお話だったので、変にストレスを感じる話でもなく、心がすり減ることもなく、穏やかな気持ちで読み終わることができる甘いお話でした。
…しかし自分のためにおいしいパンをやいてくれる恋人!なんて羨ましい。
posted by 棗 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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