2014年09月07日

好きで、好きで:安西リカ

4403523617好きで、好きで (ディアプラス文庫)
安西 リカ 木下 けい子
新書館 2014-08-09

by G-Tools

付き合って十年になる恋人の志方のことが、今でも好きでたまらない穂木。高校卒業間際、親友だった志方に玉砕覚悟で告白した。思いがけず受け入れられ、それからずっとそばにいる。けれど志方は将来有望なエリート銀行員、自分は一介の編集者。実は外国研修の話を志方が断っていたことを知った穂木は、自分が彼の出世を妨げているのではないかと悩み始め…?胸を打つ、センチメンタル・ラブストーリー。



特典ペーパー付き購入できたので、そっちもじっくり楽しみました〜。



安西リカさんの作品は、雑誌で何作か読んだことあったんですが、これは投稿作品ということで、なんかすごくご本人の思いがいっぱいつまってるんだなあと思いながら読みました。
それくらいいろいろ凝縮されてたと思う!
付き合い出して10年の同級生カップルの試練というか、長くつきあって行けばいろいろあるよねって感じです。
楽しいだけの学生時代も終わり、社会人になって、それなりに仕事もどんどん幅が広がって…という時期でしょうかね。
それだけに、状況の変化に戸惑いつつもそれになんとか順応しつつ、二人のつき合いは続いてる。
だけど、やっぱり結婚や昇進という言葉に心乱されないわけじゃない。
しかも、志方は言葉も表情も充分に足りてる方じゃない…。
主人公の穂木という人は本当に一途に志方を思ってて、それが言動に現れてて、わかりやすいといえばわかりやすい。
志方は言葉は足りない表情は少ない、でも長いつき合いだけになんとなく思ってる事は穂木にはわかってる。
だけど穂木にしてみれば、自分ばかりが好きみたいな思いにだってとらわれます。
だから、志方、穂木に甘えないでもうちょっと言葉を尽くせよ!と思わなくもない。
まあ、ときどき子どもみたいな嫉妬してますけどね(笑)
ある意味無敵なカップルだけど、たまにこんな風に思いがすれ違っても、そこからまた新しい関係築くための努力をできる二人ですから。
それこそ一生やっていけますよ、この人たち。
posted by 棗 at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>安西リカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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