2007年04月29日

LOVE MODE:志水ゆき

Love mode 11
志水 ゆき
ビブロス (2003.1)
ISBN : 4835214102
価格 : \590
この本は現在お取り扱いできません。


<あらすじ>
それは蒼江が直也と出会うずっと前のお話。長い休暇で目的もなく英国を訪れた蒼江が出会ったのは、奔放に生きる史貴と高宮だった。彼らの心に宿る、哀しみ・優しさにふれ安息の地を見つけたかに思えた蒼江だったが…。衝撃の最終巻、描き下ろしは直也&和泉、登場!


前回、ラブモの感想を書いた時、あまりに蒼江と直也のことばかり書いてしまい、ほかのカップルのことはまた今度。
それから一年、やっぱり私の中で、何度読み直そうと、蒼江怜二が一番というのが変わらなくて(笑)
そんなわけで、蒼江×直也の次に愛してるカップル、蒼江×史貴。





11巻は、実は私の中で、いまだに地雷・・・。
何度読んでも、同じシーン、同じ言葉で泣いてしまうのです。
だからあんまり読み返せない(笑)

23歳の蒼江が、高宮の叔父の史貴と出会ったころ。
あの時の蒼江のお家というのは・・・複雑怪奇というか。
父子の関係なんてないようなもので、家族なんてものに絶望してて。
そんな中、唯一特別だったのは、兄の葵一で。
きっと、この世で一番大切に思ってたはず。
それでも、蒼江の家を嫌って、家によりつかずに、あちこちを放浪する中で、イギリスにたどり着き、史貴に出会ってしまう。
あんなにも誰かを愛して、誰かに愛されることなんて、蒼江にはきっとなかった。
葵一との間にあった、家族としての愛、とはもっと違う、他人だからこそ分かち合える感情を、その時初めて知ったんじゃないかなと。
そして、そんな大切な存在がある喜びを教えてくれた史貴は、蒼江の手に落ちてきたかと思えば、本当にあっという間にいなくなってしまう。
喜びとともに、失うことの辛さまでもを知ってしまった蒼江。
史貴の葬儀のあと、蒼江は史貴を思って泣くんですよね。
父親の葬儀の時にも、顔色ひとつかえなかった蒼江が。
あそこだけは、本当に涙なしには読めないシーンなのです・・・。

その後、直也&和泉をつれて、蒼江と高宮がイギリスに史貴のお墓参りに行く話があるんですが、それがまた・・・(泣)
二人とも、きちんとシワセになりましたって、報告なんですよね。
史貴って、そんな二人をみて、あーよかったって思ってくれるような存在なんですよね、きっと。
だからと言って、史貴と分かち合ったあの蒼江の時間は嘘ではなかったし、ただの過去でもなくて。
あの時、見つけた気持ちがあるからこそ、蒼江は直也と出会って、今のような関係を生み出すこともできたんだろうし。
あの時の幸せは、永遠ではなかったかもしれない。
でも、蒼江は、人生において、もう二度も大切な人に出会ってる。
それはやっぱり幸運なことなんだろうな・・・。
とにかく、直也と仲良くね!

そういえば、このラブモ、いまだリブレさんから新装版が出てませんよね・・・。
もし新装版が出て、一ページでも描き下ろしがあるとか言われたら、買ってしまいそうだな〜(笑)
それくらい、あいかわらず好きなマンガなのです。
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