2014年07月27日

吸血鬼(仮)と、現実主義の旦那様:椹野道流

4576140949吸血鬼(仮)と、現実主義の旦那様 (二見書房 シャレード文庫)
椹野 道流 金 ひかる
二見書房 2014-07-24

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年の瀬も迫ったマーキスの街。島唯一の検死官であるウィルフレッドの屋敷ではフライトやキアランが議長邸での仮面舞踏会に向け、主たちの衣装の丹精に余念がない。奥方修業真っ最中のハルは、夫の不機嫌を蕩かす閨房術習得にも励む日々。そこへ娼婦殺害の一報が。続く事件現場にも、同じ手口による犯行の痕が残されていた。人の血を吸う悪霊―島に古くから言い伝えられる吸血鬼が現れたかと街が噂に怯える中、異国育ちのウィルフレッドは一人冷静に手掛かりをつかもうとするのだが…。



ずっとこれは仮タイトルなんだと思ってました…。



旦那様と奥様ふたたび!
ということでお久しぶりのウィルフレッドとハルのお話なんですが、もう出ないかな〜と秘かに残念に思ってたので、続きがまた読めて嬉しい!
二人の間にはもうしっかりと絆ができ上がってて、ちょっとした嫉妬やヤキモチなんかはありますけど、二人の関係を脅かすような出来事は起こらないんだろうなと安心して読めます。
その分事件がなかなか血腥いですけどね。
今回は、ウィルフレッドが異国からやってきた人だというのを改めて強く感じさせる事件ではありましたよね。
生まれ育ったところが違えば、慣習や文化に対しての感覚が大きく違うのは当たり前な事だけど、それをマイナスとはせず、そこからプラスを見い出して行く二人の姿は素敵です。
しかし、あいかわらずのらぶらぶっぷりで、読んでるコチラがにやにやしてのたうちまわりそうになる(笑)
今回、新キャラ登場で、ウィルフレッドのお家はまた賑やかになりましたが、このシリーズもうちょっと続けばいいなあ。
読んでてこんなに幸せになれるお話はなかなかないです。

posted by 棗 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椹野道流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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