2014年03月18日

神さまには誓わない:英田サキ

4344830261神さまには誓わない (リンクスロマンス)
英田 サキ 円陣 闇丸
幻冬舎 2014-02-28

by G-Tools

何百万年生きたかわからないほど永い時間を、神や悪魔などと呼ばれながら過ごしてきた、腹黒い悪魔のアシュトレト。アシュトレトは日本の教会で名前の似た牧師・アシュレイと出会い、親交を深める。しかし、彼はアシュトレトが気に入りの男・上総の車に轢かれ、命を落としてしまう。アシュトレトはアシュレイの5歳の一人娘のため、柄にもなく彼のかわりを果たすべく身体の中に入り込むことに。事故を気に病む上総がアシュレイの中身を知らないことをいいことに、アシュトレトは彼を誘惑し、身体の関係に持ち込むが…。



前作のカプがそこまで好みじゃなかったから、どうしようかなと思ってたんですが、読んでみたらこちらはとてもツボにきました。
アシュトレトみたいなタイプ、全然好みじゃないと思ってたのに…!



こういうのもやっぱりパラノーマルってことなのかな?
イマイチその辺の定義がよくわからないんですよね…。
人外ものだからそうなのかな?

永い永い時間を過ごしてきたアシュトレトが見つけた、安息の場所。
悪魔と呼ばれる存在でありながら、牧師の身体に入り込み、かわいい娘と自分をとても愛してくれる男とのとても平和で静かな日々。
前作ではアシュトレトはあんまり感じよくない…。
なんていうかヤな奴?
だからそんな彼が主役?えーどうせ悪魔の手練手管で真面目な子たぶらかすんだわーくらいに思ってましたが、いやいやいやいや。
いろいろ撤回しなくちゃいけないくらいに、アシュトレト!あなたが一番真面目!
人ではない存在だから、彼の思考というのはちょっとわかりにくい。
でも、大切なものいとおしいもの、それを大事にすると決めたら、とことん尽くしてる。
愛娘だって、ペットかなにかと勘違いしてるんじゃあ???という心配を他所に、全力でパパをやってますしね。
彼が、今までどうやって存在してきたかはわからないのだけど、これほどまでにいとおしい存在には出会う事はなかったはず。
だからこそ、その出会いをすごく大事にして、まさに”生きて”ますよね、アシュトレト。
そして、上総も、なんだか真面目そうな、年下ワンコと思わせといて、実はアシュトレトよりずっと芯のある男で、彼の言葉にはヤラれました…。
なんかもうただ好きだ嫌いだって関係じゃなくなってますよね、アシュトレトと上総。
ホントに愛だなって。
ファラウェイの二人もそうですが、時計の進み方の違うもの同士の関係はどしても最後が気になります…。
そこは読んでて切なかったな…。
posted by 棗 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>英田サキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/391834458
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック