2005年05月14日

現在治療中1〜3:桜木知沙子


現在治療中〈1〉 (新書館ディアプラス文庫)

現在治療中〈1〉 (新書館ディアプラス文庫)

  • 作者: 桜木 知沙子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 文庫




現在治療中〈2〉 (新書館ディアプラス文庫)

現在治療中〈2〉 (新書館ディアプラス文庫)

  • 作者: 桜木 知沙子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 文庫




現在治療中〈3〉 (新書館ディアプラス文庫)

現在治療中〈3〉 (新書館ディアプラス文庫)

  • 作者: 桜木 知沙子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 文庫





<収録>
【1】
現在治療中
現在困惑中
現在混乱中
【2】
現在誘惑中
現在成長中
現在密談中
【3】
現在翻弄中
現在心配中

<あらすじ>
久我×公紀サイド
大学生の公紀は恋をしていた、それは以前家庭教師をしてくれていた久我に。
現在、歯科医の久我に会うため、めんどくさい手を使い、その歯医者に通い、ただ見ていた。
そんなある日、久我の後輩だという絶世の美少年・葉田が現れ、公紀は理由のわからないライバル心を向けられるのだった。
歯科医×大学生モノ。
邦彦×葉田サイド
歯科医の邦彦は、従弟の公紀と大学の後輩であり久我が恋人同士であるという事実に、動揺していた。
それを教えてくれた、宇宙人のような男葉田に、なぜか振り回されていた。
歯科医×歯科医のタマゴモノ。


・・・この世の歯科医はみな、ゲイなんですか。

久我に邦彦、葉田(まだタマゴ)、そして市原先生。
今度から歯医者に行くときには、妄想が膨らみそうです・・・。







実は、桜木さんの作品は今回が初めてでした。
「札幌の休日」シリーズがすごく気になってたんですが、当時は学生で貧乏なのと、あまり品揃えの良いとは言えない本屋しか近所になかったので、読めないままに長い時間が・・・。
そして、今回数ある作品の中からこれを選んだのは、やはり歯科医モノだから(笑)
以前、「エッグスタンド」の時にも書いたような気がするんですけど、BL界の歯科医はエロい。
相手の口の中を熟知しているから、必要以上にキスがエロいですし。
しかし歯科医の攻だったら、絶対といっていいほど相手の歯の治療してるのに、邦彦先生かわいそうに葉田の口の中見せてもらってません。
しかしながら、彼のお口の状態は、よくご存じかと・・・。

それにしても、久我と公紀のカップルの甘甘ぶりはどうしましょう。
当初の泥沼っぷりが嘘のよう・・・。
富良野のペンションに一泊旅行って、昨今のカップルでもなかなか行かなさそうな旅行ですよ。
しかも男二人で、ラベンダー見ないでください・・・。
かわいすぎます。
最初の方で、結構公紀がかわいそうなことになってただけに、あのらぶらぶ旅行がないと、私の中で久我の株が一生上がらないところだった。
最初のすれ違いはもう、久我、あんたは大人なんだからもうちょっとわかってやれ〜。と怒り心頭。
大人の配慮が全く持って、裏目に出る男、久我。
公紀が久我中心に生活してるのくだりはもう、「あたりまえだろ!」
19のうら若き大学生が、世界の中心に恋人を持ってこないわけがないでしょう。
寝ても覚めても、ご飯食べててもお風呂はいってても、相手の事しか考えない。
相手を束縛したいし、束縛されたい。
それって、普通。
一歩引いていられるようになるのは、彼が大人になった時。今ではないでしょう。
しかも言葉が全然足りてないし・・・。
でも、らぶらぶ旅行で、久我が意外とSくさい面をみせてくれたので、株急上昇(笑)

実は、主役カップルをすっかり食ってしまった、邦彦と葉田のカップルの方が好きなのです。
あれで意外と邦彦が、恋愛に対して真摯な態度で臨むところが、またツボ。
しかし、それが思いっきり仇になってる気がしなくもない。
葉田が、情緒の欠如した、表情の乏しい子だからっていうのはあるんでしょうが、ほんとうに邦彦は振り回されまくり。
ヘタレ王、ここに極めり・・・。
ただ、邦彦は先に気持ちがあって、後で身体ってことなんだろうけど、宇宙人葉田にしてもれば、そんなもの同時進行。
なにはともあれ、終わりよければすべて良しなんですが・・・。
邦彦も元カノで葉田を妬かせたけど、それでもまだまだ葉田に翻弄されちゃうんでしょう、きっと。
しかし惚れた弱みって、なんかいいなあ。





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