2005年05月13日

秋霖高校第二寮1〜2:月村奎



<収録>
【1】
秋霖高校第二寮
The phantom of the dormitory
夜明けまであと少し
【2】
犬も食わない。
酢豚にパイン
君が望むなら

<あらすじ>
聡にとって初めての寮生活はピカピカの希望に満ちていた。が、連れて行かれたのはボロボロの一軒家、先住者は双子の美人姉弟、ヤクザな教師、そしてカリスマ美形高校生作家波多野。入寮早々、乱暴粗暴横暴の三拍子揃った波多野に使い走りにされ、言いたい放題に言われて、聡は腹が立ったり落ち込んだりするものの、なんだか彼が気になって仕方なくて…!?ブランニュー・スクールライフのはじまりはじまり~。
カリスマ美形高校生作家×おさんどん高校生モノ。


帝の名前は、「みかど」ではありません、「すぐる」です。
でも、性格は「みかど」なのです・・・。



月村さんといえば、せつない系だと思ってたんですが、この作品は意外にもコメディでした。
表紙の二宮さんのイラストだと、かなり甘々な内容みたいに思えるんですよね。
それでも、端々に月村さんっぽさがちりばめられているんですが・・・。
帝のあの王様っぷりには、はじめはもううんざりしてしまいました。
少なくとも作家だろ・・・。言葉の持つ力というか威力は、重々承知してると思うんですけど。
いくら過去が過去でも、他人を傷つけていいという免罪符にはならないと思うんですけど。
読むのをやめそうになってしまいました・・・。実は。
しかし、帝は、人一倍誰に愛されたいと思ってる。
もちろん自分も愛したい。
でも、もしその人が、自分から離れていってしまったら?
それならいっそ、そんな人いないほうがいい・・・。
自分が傷つきたくないから、人を遠ざけたい、っていうあの気持ちはわからないでもない。
それでも、聡に惚れてますから、この男。
しかも、とことんわかりにくい・・・・。
へったくそな愛情表現しかできなくても、独占欲だけは人一倍あって。
・・・どうやったって、帝を褒める言葉がでてこない。
致命的なのが、聡をさんざんこきつかってるくせに「ありがとう」の一言もないところが、個人的にダメ・・・。
モノより気持ちだと思います・・・。
もうちょっと大人になってください、帝。
聡の方が、ちゃんとしてる気がする、パシリだけど・・・。

あとがきに続きがあるようなこと書かれてますが、一体いつ?
っていうか、二人の仲はこれ以上進展するんですか?
それより、個人的には石田×望も気になりますので、そこら辺も書いていただけるといいなと思ってます。





posted by 棗 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>月村奎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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