2013年04月21日

地獄の果てまで追いかける:宮緒葵

4778114396地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)
宮緒 葵 葛西 リカコ
心交社 2013-03-09

by G-Tools

長い髪の女に追いかけられ殺される―幼い頃から毎日のように見る悪夢が原因で、有村祐一は極度の女性恐怖症になってしまった。そんな祐一を気遣った会社の先輩に連れられ女装ホステスばかりの高級クラブへ行った祐一は、そこで恐ろしいほどの美形の男、深見呉葉と出会う。牝丹の源氏名を持つ深見はなぜか祐一を気に入り、優しく酒を勧めてくる。したたかに酔った祐一はその夜、深見に激しく抱かれてしまい…。


宮緒さんといえば、執着!
タイトルからして期待を裏切らない執着系攻で大変楽しめました。





執着系もアレなんですが、それより女装攻!Σ(゚Д゚;)
初めて読んだよ…。
どちらかといえば、女装はう〜ん?って方なので、読むのに少し迷いました。
でも攻が女装とか、オネエ系…?とおっかなびっくり手に取りましたが攻の呉葉は実にオトコマエ。
女装してる理由が「似合うから」ですから(笑)
それを生かしてビジネスにしちゃって、大成功!そんなしたたかさもすばらしいですが、女装してるときの牡丹の時と、普段の呉葉のギャップもまたいいですね。
呉葉の時は、完全肉食獣モード入ってますから、がっつり祐一喰っちゃいます。
別に呉葉自身に女々しさとかは全く感じないんですが、甲斐甲斐しく祐一の世話を焼きまくる姿とか、自分と一緒にいないときの祐一に対して不安や嫉妬を募らせる姿は尋常ではないものがあります…。
彼の本来からもつ性質なのか、それとも別のなにかなのか。
それは祐一をも追いつめますが、呉葉自身をも追いつめていきます。
ただ攻が受にむやみやたら執着してるだけじゃなくて、プラスアルファもありつつで、非常に楽しめました。
…とはいえ、人の妄執というものは怖くもありますが。
それにしても執着というものの最終地点というのは、やはりあそこ以外ないんでしょうねか…。
posted by 棗 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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