2013年03月06日

厄介と可愛げ:渡海奈穂

4403523188厄介と可愛げ (ディアプラス文庫)
渡海 奈穂 橋本 あおい
新書館 2013-02-09

by G-Tools

<あらすじ>
知人の紹介で家事代行のバイトに出向き、勘違いで男に襲われかけた加辺。なんとか逃げ出すものの、後日その男・瀬ヶ崎が大学までやってくる。瀬ヶ崎は実は刑事で、元恋人の部屋で相手を待っていたところに現れた加辺を売春の現行犯で逮捕しようとしたらしい。大きな体で平謝りする様子が可愛くて瀬ヶ崎を怒れなくなった加辺は、なりゆきで彼の家で家事代行のバイトを始めることになり!?年の差ハートフル・ラブ。


実は雑誌掲載時に読んでたんですが、そのときはそこまで萌えあがることもなくいたんですが、先日全員サービスのペーパーが届いて読んだら、あれ?この話こんなにかわいかったかな〜と。
もう一度雑誌読み直したら、面白かったので、今さらながら購入して読んだ次第です。←イマココ





いやもう瀬ヶ崎のそのかわいさってナニ?(笑)
大人で刑事さんでイケメンでお兄ちゃんで…どちらかと言えばカッコイイの要素を詰め込んだような人なのに、なぜか加辺に見せる姿は可愛いにつきます。
そういうダメな所弱い所カッコ悪いところ、そんなもろもろを年下の恋人にもののみごとに晒してくれちゃったら、読んでる私もハートを打ち抜かれましたよ(*´д`*)
瀬ヶ崎はその因果なほどの長男気質で、しっかりものでがんばりやさん、その一方で頼られることで自分の存在意義を確かめてしまうような面も持ってます。
そんな瀬ヶ崎と、その兄にオソロシイほど執着してる弟・譲、そしてダメ男の以外のなにものでもない元彼、脇田の関係が、健康的だったはずがない。
…寧ろ悪循環に悪循環を生んでいたとしかいいようがない。
依存するもの、されるもの。
不健康ながらも細々と続いていた関係がぶつっと断ち切れたとき、瀬ヶ崎は加辺に出会うことに。
瀬ヶ崎も加辺もしっかりものなんだけど、瀬ヶ崎は頼られることの心地よさを知ってしまっていて、加辺は頼られることを知らず、ただただ自分一人を支えていた。
その違いが、この二人の違い。
私は基本的に、攻が受にだけ甘えるというシチュに弱いので、この二人は読んでいてじたばたするほど萌えまくり。
しかもこの二人の間にある7才という年の差がまたいいんですよ♪
年上だから、社会人だから、大人だから、甘えちゃいけないってことはないと思います。
相手に頼り切って依存しまくりっていうのは論外ですが、何かの瞬間にぽろっと出ちゃう弱音って、いいですよね。
相手を信用してるし、安心してるって感じがして。

ところで、私も瀬ヶ崎をあんまりヘタレだとはおもわなかったかなあ。
とにかく可愛い人(笑)
その一言に尽きる人だと。
でも、それ以上に私的には、キングオブむっつりスケベ攻の称号を与えたいほどの、普段とエロのギャップが素敵でした。
ああ、むっつりスケベ攻、すげえ萌える。
そして、書き下ろし部分では加辺のエロカッコイイ、襲い受っぷりも堪能できて、言うことなしの1冊でした。
posted by 棗 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>渡海奈穂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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