2013年01月13日

征服者の特権:神奈木智

4199003193征服者の特権 (キャラ文庫)
神奈木 智 明森 びびか
徳間書店 2004-09-25

by G-Tools

<あらすじ>
3年前、ヤクザ同士の抗争で死んだはずの、霧生組の跡目候補―弱冠18歳の晴人の生きる目標は、両親を殺した瀬川組に復讐すること。晴人に絶対服従を誓う若頭の甲斐哲央と瀬川組を探るうち、切れ者と噂の弁護士、上妻黎士と出会う。怜悧な美貌に雄の色香を漂わせる黎士は、「俺を懐柔してみろ」と挑発するように晴人を抱くが…!?敵対しつつ激しく求め合うハードLOVEロマン。


個人的にキャラ文庫って、”ザ・BL”というよりは、エンターテインメント性の高いレーベルというイメージがずっとあって、まさにこの本は私的にキャラカラーに染まってるなと思いました。
しかし、分厚いなあ〜。
その分がっつりと読みごたえがあって楽しめましたけどね(*´д`*)



ルチルから出てる「T島ゲームシリーズ」(っていうとは知らなかった…)をはじめて読んだ時には、神奈木さんてこういうラノベテイストのお話も書かれるのか!と衝撃を受けたんですけど、今思えば、結構アクション派手なお話多いですよね。
だから、最近は神奈木さんて、ラノベ出身の方なのかしらと思いはじめてます。

あらすじにもあるように、死んだことになっている晴人の復讐の物語なんですが、それもあって甘いラブなお話ではないですよね。
基本的に晴人と上妻は敵対してる関係なので。
敵同士、性格もまるで違う、大人と子ども、いろいろと噛み合わない二人なんですが、心の中に抱えてるものだけは同じ。
出会ったときから、その闇の部分が引き合うんです。
利用したり利用されたり、決してなれ合うことのない関係でありながら、心の中ではお互いにお互いを欲してます。
そして、そんな二人に激しく嫉妬する、晴人の”犬”こと哲央の狂犬ぶりもなかなかで。
でも個人的にはもっと狂犬でもよかった(笑)
しかし、晴人は狂犬の躾けがなかなか残酷だよ…。
その場面で待てはかわいそうでしょう。

それにしても、さすがこれだけの頁数割いてるだけあって、事件部分もおもしろくて。
意外な展開で非常に楽しめました。
でも、二人のラブな部分もうちょっと見たかった…!
上妻、夢中になったらものすごいべたべたしそうなんだもん。
posted by 棗 at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>神奈木智 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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