2012年12月24日

蜜家族:宮緒葵

4829625430蜜家族 (プラチナ文庫)
宮緒 葵 青山 十三
プランタン出版 2012-12-12

by G-Tools

<あらすじ>
おまえは可愛い、いい子だ。だから、ただ愛されていればいい。 父の暴力に耐え、奨学金で学校に通う暁生。纏わり付く大企業の子息・康将に辟易していたが、倒れた時に助けられて友人となる。彼の父である勝将も優しく、理想の父を持つ康将が羨ましかった。ところが突然、暁生は父の不祥事の代償として勝将の養子となることに。寝室に軟禁されて、勝将から溢れんばかりの“愛情"を注がれる暁生。兄となった康将もまた、そんな姿を目にして……。


とってもハートフルホームドラマでした(棒)


それにしてもこの本、帯外したらイラストがこういう仕様だったんですね…。
まさにBLの帯は貞操帯(笑)

ということで、さんぴーです、かぞくです、えろです!
めくってもめくってもえろえろえろ。
ああもう私もお腹いっぱいのえろでした…。
…わたしの想像力では、どんなポジショニングになってるのかわけわかんないことになってるくんずほぐれつの絡み合いでございますよ。
いやー、満足満足。

ハートフルホームドラマっていうか、確かに家族の物語ですよね。
…え?は、はーとふる?(笑)な感じですけど。
勝将と康将の関係は、少し醒めた親子関係。
そこへ、養子として受け入れられた暁生。
他人である暁生が入ってきたことで、この家族の絆が深まっていくわけです。
…その方法が、アレですが。
とはいえ、実の父親に疎まれて過ごしていた暁生には、なにも考えずただ惜しみなく与えられる愛をただただ受け入れればいい。
康将は、はじめて手にした愛しい存在を守りたいと思うことで、ただのボンボンの息子のポジションから、やがて勝将を追い越すであろう後継者へと変貌する。
そして、勝将は暁生を愛でながら支配欲を満たしつつ、康将を成長させることに成功する。
支配者と守護者と愛されるもの、その三人の関係は傍から見れば理解不能なんだけど、三人の中ではこれ以上ない至上の関係。
この三人はいまこの力関係でうまくいってるけど、支配者である勝将を、康将が越えたら?
バランスが崩れたときはどうなるんだろう。
なんかその時はその時で、また新しい関係性を見いだしそうな人たちだな…。
でも、たったひとつ欠けてはならない存在は、暁生。
ただ愛されるだけの存在というのが、こんなにも大きいなんて。

しかし、まだお腹いっぱいだ(笑)
posted by 棗 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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