2012年12月18日

愛に目覚めてこうなった:名倉和希

4778113934愛に目覚めてこうなった (ショコラ文庫)
名倉 和希 伊東 七つ生
心交社 2012-12-10

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<あらすじ>
小柄で働き者の「総務部の小人さん」倉知大紀は、同僚から変なミッションを仰せつかる。大紀の友人で男前すぎる営業マン・藤原時憲に女性社員が夢中で仕事に支障が出るから、彼女を作らせようというのだ。だが肝心の藤原は硬派で女嫌いで、なんと26歳の今も童貞だった。女性を紹介しても追い返してしまう藤原に、大紀は人肌の気持ちよさを語って説得しようとするが、藤原は「じゃあ試しにお前が手で扱いてくれ」と無茶な事を言い出し―。


残念すぎるイケメン・藤原(笑)






残念なのはDTなことではありません(私的には、DT攻はめちゃくちゃポイント高いですしw)。
人間性です…。
悪い人じゃないんだけど、どうなのそれ?って感じなんですよね。
顔よし、仕事よしで、その対人スキルの欠如ぶりはいかがなものか。
いや、他人がウザイという気持ちはわかる。
一方的に思いと押し付けられるのがいやなのはごもっとも、だからって紹介された女子目の前にしてガン無視はないだろうよ…。
とはいえ、私は彼はそんなに嫌いではないという(笑)
女子の紹介だって、まわりのおせっかいだしねえ…。
寧ろ、ナチュラルにいい人な総務部の小人さんこと、受の大紀の方が、いらっとしたという、ひねくれっぷり。
藤原視点で読んでるからか、心底女を嫌がってるのに、「幸せになってもらいたい」という大紀の思い込みで、あらぬ方向におせっかいやかれるのはねえ…。
それを本人が本気でしかも善意で行なってるからタチが悪い。
だから、この二人がどうにかなるとかあるのかなあと思いながら読み進めた前半。
ターニングポイントは、藤原が愛に目覚めたあたりからでしょうか。
…いや、エロに目覚めたというべきか。
26才DT、こんなにもオソロシイ生き物だったとは(笑)
大紀が甲斐甲斐しくおせっかいをやいていた前半とはうって変わり、他人に全く興味を示さなかった藤原が仕事でもプライベートでも大紀をおいかけまわす。
まわりがドン引きするほどのストーカーぶり。
…それもこれも、大紀に教えてもらった人肌の気持ちよさを知ってしまったせい。
ようするにエロごとにドハマりした状況なわけです。
…藤原、うぜえ(笑)
前半とうって変わって、この仕打ち、私も大概勝手な読み手ですよね…。
それにしても、この二人、気持ちより身体先行で、そこにあるのが恋愛感情なのか、それともただの性欲なのか。
その疑問にぶち当たるわけなんですが、この二人、ただ幼なじみこじらせた初恋カップルだと思うんですよね。
痛いとか苦しいとかそういう部分はなくて、とにかく笑っちゃう二人なんですけど、どことなくかわいいのは、そういう昔からのつき合いのなせる技なのかな。

ところで、女子が浮き足立って仕事が手に付かなくなるようなイケメンのいる職場なんてどこかにあるの?
そんなところで働いてみたいわ〜(笑)
posted by 棗 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>名倉和希 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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