2006年12月18日

メロンパン日和:桜木知沙子

メロンパン日和
桜木 知沙子著
新書館 (2006.12)
ISBN : 4403521479
価格 : \588
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
高校三年生の高丘譲は、自他共に認める、真性の女王様。
そんな彼の身の回りの世話を完璧にこなすのは、彼のナンバー1召使いの、間宮雄策。
小学校以来、譲がずっとそばにおいていたはずの間宮が、ある日突然、召使いをやめると宣言し、大学も別のところを受けると告げる。
寝耳に水の自体に、動揺を隠せない譲に、とどめを刺すように、間宮に彼女ができたという噂を耳にする・・・。
召使い×女王様モノ。

・・・下克上ラブ。
学園モノなのに、なんてイヤラシイ響き(笑)
でも、かわいいですよね、高校生だから。
どうしても、下克上ときくと、えっちのとき、攻のせりふがとんでもないことになってるという、間違ってるイメージが(笑)
いやまあ、あれはあれで、アリですが・・・。




転校してきたばかりの間宮が、早く学校に馴染めるようにと、担任に仲良くしてねと言われ、女王様気質の譲は、その場で間宮を召使い宣言。
それからずっとつづく、ふたりの関係。
・・・確かに、譲の女王様気質は筋金入り。
でも、そんな譲の女王様ぶりに拍車をかけたのって、結局間宮なんじゃあと思わずにいられないんですけど。
甘やかして、尽くして、面倒見て、パン買って。
結局、自分ナシでは生きていけない状態に追い込んだのは、間宮。
・・・策士というか、腹黒いというか、気が長いというか。
しかし、なんていうか、まどろっこしい罠(笑)
これでうまくいかなかったら、時間の無駄だなあ・・・。

でも、やっぱり、いくらなんでも間宮のやり方は、ちょっとなあ、と。
・・・わからなくもないんだけど、二人の関係を、女王様と下僕から恋人同士発展させるためには、ホントにその方法しかなかった?と問いたくなった。
読んでる時は、譲視点で話が進むからなのか、ものすごく譲に入れ込んでて。
どんなに、譲が女王様だろうと、ワガママだろうと、自己中心的だろうと。
だから、間宮がとった方法が「嘘」っていうのが、どーしてもひっかかってしまって。
しかも、そのあとも、結局嘘で揉めてた二人・・・。
嘘は、つき通す気がないんなら、ついたらいかんと。
個人的にそう思ってるので、あとでばらす気だったら、やっぱりいかん・・・。
嘘だろうがナンだろうが、一度口にした言葉は、決して消えないんだし、大体「嘘をつかれた」という行為が、一番こたえる・・・。
だからといって、譲のように、思ったままをなんでもいうのも、どうかと思いますが(笑)

そのからみもあってか、江実里が嫌いだ・・・。
どうも桜木さんの書かれる女の子キャラ、私の好みから大きく外れる(笑)
それとも、いやな役回りをする宿命でもおっているのだろうか・・・。
間宮の彼女であったときで、すでにうわーにがてー、と思ってら、後半で、うわーきらいーになった。
それにしても、後半のふたりの初えっちは、かわいい・・・。
まじかわいい。
これがなかったら、この作品、嘘と江実里にむかついてばかりだった(笑)

ところで、メロンパンと聞いて、真っ先に久住くんを思い出した私は、昭和のりぼんっこ(笑)
この記事へのコメント
棗さん こんばんは!

この話って私が大好きだった砂原さんに設定が被りすぎてて正直複雑だったんですよ・・・。
おもわずメロンパンにばかり意識が(笑)

いろんな意見をTBすることでみていただけるというのも世界観がひろがるきっかけかもしれませんね!

TBよろしくお願いします♪
Posted by ゆちゅらぶ♪ at 2006年12月24日 02:00
ゆちゅ♪さん、こんばんはー。

砂原さんの作品、読んでなかったので、そのあたりは気にはならなかったんですが、逆に私は今このタイミングでその作品が読めないんですよね。
今買うのは控えておきます・・・。
ところで全然関係ないんですが、以前、攻めの車がBMWで、車の中でえっちになだれこむ、というのを続けて読んだことがあって、デジャヴ?と思ったことが(笑)

TB&コメントありがとうございました♪
Posted by 棗 at 2006年12月24日 21:12
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イチゴとかまろんとかレモンとか?
Excerpt: メロンパン日和 桜木 知沙子 これ読みながら絶対イチゴメロンとかまろんメロンとかレモンメロンとかの昨今のパン屋事情について語ろうと思ってたんですが、桜木さんがあとがきでもう書いてらっしゃい..
Weblog: 水中雑草園
Tracked: 2006-12-24 02:01