2012年10月22日

いつわりの薔薇に抱かれ:英田サキ


<あらすじ>
気品溢れる風貌と鋭い眼差しを併せ持つ、香港マフィア・アレックス。来日した彼を監視するため、滞在ホテルのバトラーとして潜入した高峰だったが、アレックスは初対面から無理難題を押しつけてくる。「恋人のようにお客様に惚れ込むこと」教えられたバトラーの極意を実践するように、甲斐甲斐しく尽くし信頼を得た高峰だったが、互いの気持ちはいつしか信頼と任務を越え…。マフィア×潜入刑事の灼熱愛。


発売当時買ったのに、今まで積んでました…。




個人的に相性があまりよろしくないという疑惑のあるBBNで、しかもあとがきをうっかり最初に読んでしまったために長らく寝かせるはめになってしまいました…。

敬語萌えは特にないんですけど、ギャップはそそるなーと。
バトラーに徹してるときには完璧に敬語だけど、バトラーからプライベートになったときにうっかり素の自分が出ちゃったりなんかしたら、結構きますね。
しかもそれがベッドの上っていうのがいいですよね(笑)
本当は刑事なのに、任務でバトラーに化けてる高峰と、香港マフィアであることを隠してただの実業家に見せかけてるアレックス。
嘘偽りから始まった関係だけど、流されるままカラダを重ねる関係になる頃には、気持ちのほうでは完全に惹かれ合ってます。
だからと言ってそう簡単に気持ちに素直に行動できるような状況にはないんですよね、二人とも。
…ある意味ロミオとジュリエット的。
好きになってはいけない人を好きになってしまった。
高峰は特に、アレックスの正体を重々承知していて、”任務”で彼に近づいたわけですから。
相手選んで恋愛できたら、すごくラクなんですけどね。
そうも行かないのが恋の罠…。
最終的に自分の素性もさらし、偽らざる自分の気持ちも伝え、そして二人とも決めるんですよね、それぞれ。
その潔さに、ちょっと惚れます。

それにしてもアレックスの亡き母親のことを語り合うときだけは、最初から最後まで二人の間で嘘偽りのないものだったんだなあと。
posted by 棗 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>英田サキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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