2006年11月18日

まほろ駅前多田便利軒:三浦しをん

まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん著
文芸春秋 (2006.3)
ISBN : 4163246703
価格 : \1,680
通常24時間以内に発送します。


<あらすじ>
まほろ市で便利屋を営む多田と、イソウロウの行天。
どうしてだか、彼らの前には意表をついた依頼ばかり。
それでも、電話一本で、二人は駆けつけるのだった。

意味なく、萌え週間(笑)
そのオオトリには、やはりこの作品かと・・・。

第135回直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」。

「BLが直木賞を獲った」
と、それはもう憎々しげに、男性の評論家さんが語られてるのを見て、
「これをBLだと読み取ったアンタは、立派な腐男子。おめでとう(笑)」
と言ってあげたかった。
・・・いや、っつーか、BLは直木賞を獲ったらイカンのか?
イカンのでしょうね、文壇の重鎮たちは。
っていうか、××××が受賞してる時点で、この賞終わってると思う・・・。

というわけで、おエラ方にも、BL認定受けた、この作品。
うん、確かに。
匂います。
しかも、色濃く(笑)
不遇な育ちをしたからなのか、普通のようで普通じゃない。どこか欠けてる行天。
消せない過去ばかりが増えて、自分が許せないでいる多田。
そんな二人が、再会したら・・・イカンだろ。
しかも、多田の消せない過去に、大きく関わっている行天。
多田の言動の端々に、その事件の発端になった感情が見え隠れしてる気がする。
嫌いって、言葉聞くと、どうして反対の意味にしかとれないのは、なんでだろう・・・。
そして、行天。
どうして多田にあの時、なにも言わなかったんだろう。
わかっていながら。
結果、こうして多田が行天を忘れられずにいる、罪悪感を伴って。

それにしても、下村富美さんのイラストは、反則だな。
かっこよすぎ〜。




posted by 棗 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 萌え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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