2006年11月16日

神様がくれた指:佐藤多佳子

神様がくれた指
佐藤 多佳子著
新潮社 (2004.9)
ISBN : 4101237336
価格 : \860
通常2-3日以内に発送します。


<あらすじ>
出所したばかりの、スリのプロ、辻牧夫。
人気のタロット占い師の、昼間薫。
そんな二人がなぜか、同居をするはめに。
そして、全然違う人生を歩むはずの二人が、あるひとつの事件に巻き込まれることに・・・。


書店のポップに惹かれて購入したこの本。
萌えますとは、一言も書いてはなかったけど(当然だっつーの)これが意外と・・・。
いいセンスしてるなー、紀○国屋書店の人(笑)

この作品、スリと占い師の、絶対友情じゃない関係がなんともいえない。
・・・しかし、このスリには、彼女らしき存在がある。
出所するスリを、ずっと待っていた健気な女の子。
病弱で喘息持ち、守ってやりたくなる存在、でも意外と気が強かったりする。
早田咲。
・・・なんつーステレオタイプな、女だ、と実は思った(笑)
こういう女って、どーよ、と。

ところで、同じくポップに惹かれて買った本が、これがもう男の願望丸出しで、「てめーの××××小説なんか読みたくねえ、ふざけんなー」たしーん、と本を投げつけそうに。
ありえねー、な女が次々に現れて、よくぞ最後まで読んだよ自分・・・。
少年のような心を持った大人ほど、鬱陶しいものはないな・・・。

そんなわけで、咲のことは、まあいいか、と(笑)
だいたい、そんな咲よりずっと乙女な人がいる。
魅惑の女装、占い師・マルチェラこと、薫。
黙って占いをしてればいいものを、彼は心が弱い、意志が弱い、てんでだめ(笑)
ギャンブルにハマりにハマって、借金がかさみ、義兄に金の無心をする始末。
そんな薫が、咲になんだか嫉妬してる(笑)
その様が可愛くて。
一方の、牧夫。
飄々としてて、つかみ所のない奴だけど、変に咲ちゃんのことを心配をしてはいる。
一応、白馬の王子様的存在。
そんな牧夫は、同じ人と長く一緒にいられないくせに、さりげなーく、薫のところのイソウロウをずっと続けたりするから、咲ちゃんにつっこまれてたりする。

そんな二人の最後の別れのシーン。
友人同志の別れじゃないよなー・・・。

posted by 棗 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 萌え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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