2012年06月05日

K先生の野獣な愛情:夏水りつ


<あらすじ>
編集者の小早川は担当作家の鍛治(かじ)先生が大の苦手。
ヒット作を連発する売れっ子小説家は私生活では色事で悪い噂が絶えない不良作家…
そんな困ったモテ男に小早川は猛烈にクドかれていたからだ!!!



いいのだろうか、SM官能小説家たちがこんなにイケメンばっかりで(笑)



しかし、K先生こと鍛治は、なんていうか損してる人っぽい気がするの…。
話は小早川視点で進むのですが、確かにそれは鍛治に口説かれてるというよりは怒られてる気分になるんですよ。
鍛治はビジュアルもアレで、しかも素敵な腹筋(笑)、言動は強引で傲慢で、基本怖そう。
っていうか、食われそう…。
だけど、仕事は真面目に取り組むし、あれで意外と子供っぽいこと言っちゃったりするし。
何頁何行何文字目って、何時何分何秒と同じレベルですよ(笑)
しかし、いかんせん肉食獣オーラ強過ぎなんですよ、鍛治…。
どんなに迫られても、自分のことを好きだからだなんて都合よく解釈できるほど、ラブ臭感じさせませんから。
鍛治は、小早川のこと本気でモノにしたいって思ってるんでしょうけど。
二人の恋愛観がズレてるのが、根本的な問題でもあるとは思うんですよ。
鍛治はわりかしフリーダムだけど、小早川は真面目過ぎるきらいがあるからなあ…。

小早川は、押しに弱そうで確かに流されるところもありますけど、案外きっちりダメなものはダメだと言いますよね。
そして、鍛治もダメだと言われれば、ある程度のところで(あくまでもある程度だけど…)手加減してくれるし。
日ごろの言動が、アレなだけに、すべてがすべて自分勝手に行動するのかと思いきや、案外小早川のこと尊重してはいるように思えます。
小早川が、100%全力で拒んでないのわかってるから、あそこまでは強引に出れるんでしょうけど。
最初、犬恋の方で初回を読んだんですけど、実はこの二人本番までいたらないんじゃないかなあーと思ってました。
小早川が拒むからってわけじゃなく、鍛治ならあの場で完食するくらいちょろかったと思うのに、しなかったですよね。
鍛治の躊躇に、ひょっとして本番いたらずに焦らしプレイで翻弄されちゃう?とか思ってました。
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