2006年11月08日

ルナティック・ゲーム 桜姫2:水壬楓子



※前作「桜姫」が未読の方にはネタバレかもしれません。

<あらすじ>
前回の種の回収が失敗に終わり、再びシーナの前に現れたフェリシア。
義務だと言って、何の躊躇いもなく抱かれるフェリシアに、シーナの心情は複雑だった。
どんなに身体を重ねても心が通わない状況に、いらだちを隠せなくなり、乱暴に抱いてしまう。
気まずい思いを抱えたまま、人身売買の組織の捜査を始めたシーナは、そこでオークションにかけらたフェリシアを発見するが・・・。
捜査官×局長モノ。

(→前作「桜姫」の感想はコチラ

逆玉の輿で、良家に婿養子に入ったはいいが、自分は種ナシではないかと悩み、しかもその嫁は不感症だった。
・・・という、不妊に悩むカップルの、らぶらぶ話、第2弾です(嘘)
いや、だってそんな風にしか読めないし・・・(笑)



前回、種の回収=えっちをいたしたものの、不発に終わり、今度はシーナの直属の上司となって現れたフェリシア。
種は、種族の秘密を収めた大事な存在なので、いつまでもシーナの身体には置いておけない。そもそも、何が起こるのかわからない。
それもあって、何とかして早く回収したいフェリシアは、とにかく協力的で積極的。
いついかなるときでも、やりたくなったらばっちこーい状態。
でも、シーナとしては、複雑。
意外とプロセスを大事にする男で、いきなり据膳出されても、完食できない(笑)
・・・ま、ようするに、フェリシアに惚れてると言うこと。
そもそもこの二人の場合、たまたま順序がまずかっただけ。
義務という大義名分の元、したわけではあるけど、それはそれで合意の上。
お互い、多少は憎からず思えるような相手だし、気持ち的な距離は、全くの他人よりは多少は近いはず。
そんな二人が惹かれ合っても、不思議じゃない。
ただ、フェリシアが、シーナと同じ構造じゃないというのが、ネック。
特別な種族に属するフェリシアにしてみれば、恋愛感情みたいなものがいまいちよくわかってない。
だからどうしても、淡々と義務だ仕事だと、こなしてしまおうとしてしまう。
わかっていても、その態度が崩れないのが不満で、必死になってしまうシーナ。
異文化コミュニケーションの難しさかなと、その辺は(笑)
ただ、そんなシーナに対して、フェリシアが少しずつ変化を見せはじめてて、それがなんだかかわいらしい。
何も知らないこどもが、少しずつ何かを知って、大きくなるみたいで。
・・・200歳以上、年上なんですけどね、フェリシア(笑)

ところで、この作品のもう一つの見どころは、ワンコ型エイリアンのランディ。
・・・ハ○ス食品アニメのオンパレードで、爆笑の連続でした。
未来のヲタクですね、彼。
ミ○チン先生って・・・。
うーん、最近どこかでもその名前見かけたなあ、当然BLだけど(笑)




posted by 棗 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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