2012年04月23日

アダルト・エデュケーション ~紳士調教~:鳩村衣杏


<あらすじ>
―巴響市。デザイン会社社長として仕事に追われながらも、気楽な独身生活を存分に謳歌している42歳。だが今、響市は部下であり、取引会社の社長子息でもある伏見成になぜか組み敷かれ、ベッドの上で拘束されていた。しかも、ひと回り以上も年下の成に「あなたの身体に一目惚れしました。なので、自分好みに調教します」と宣言されてしまう。激しく抵抗する響市だったが、立場を利用した脅しと、男を知りつくした成の巧みな愛撫に屈するしかなく…。

タイトルに腰が引けてたんですが、『あなたは僕のマスコット』を読んで、せっかくだからと手に取りました。
とても鳩村さんらしい、お仕事BLでした♪





基本的には、おっさんは攻めのほうが好きなんですよ。(…って、もう何度目?)

23才×42才の19才差の年下攻め!
しかも新卒の若造が社長相手に「自分好みに調教します」とか、生意気なこと言ったりするんですよ。
そんな調子で最後まで延々と調教モノだったら私読めなかったかも(笑)
でも鳩村さんのお仕事BLですから、そんなことは全然なかったです。
寧ろ、いい具合に調教されたのは、攻の成のほうではないのかな。
確かに、響市のカラダの方開発しちゃったのは成ですけど、仕事の上でも、プライベートでも、成を人として成長させたのは響市ですよね。
成は、響市の会社と取引のある大きな会社の御曹司で次期社長。
その御曹司という立場だからこそ使えるコネクションは上手く使う。
策を張り巡らせて、外堀埋めて、気がついたらそうなってた…、ある意味ひとを思い通りに動かすことに長けてる。
参謀には向くタイプなんだけど、社長の器ではない。
そういうところ、本人も自覚してるだけに、ちょっと彼の心は複雑。
仕事でもちょいちょいそういう部分がでてくるんだけど、社長の響市にしてみれば、そういうのはダメなんですよね。
響市は社長で社員の生活がかかってるから、仕事に関してはやはり長いスパンでものを考えるから、どうしたって後々遺恨を残すような成のやり方には賛同できないし、きちんとしかりますよね。
夜は主導権を完全に握られる響市だけど、仕事では絶対にそこはゆらがないです。
響市の人間性もあるけど、成よりはずっとオトナですから。
人生の経験値が違い過ぎますよね。
はじめは成のキャラにイラっときたりもしたんですけど、だんだん自分の思い通りにならなくてだだこねてるコドモみたいに思えてきて、なんかかわいく思えちゃいました。
そんな成を受け入れられるのは、響市の器の広さだなあ。
ところで、響市が実は老眼で、書類読むときに老眼鏡かけて成が驚くシーンがあるんですが、あそこは非常に萌えたシーンでした。
久々に、眼鏡にハートを打ち抜かれました。
posted by 棗 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>鳩村衣杏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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