2012年04月13日

スイート×リスイート:栗城偲


<あらすじ>
小学生の頃に起きた事件がもとで、甘いものと大柄な男が苦手な大学生の瑞希。そんな瑞希がある日、友人に無理矢理付き合わされた人気パティスリーで、初恋の人「ごうくん」こと矢波と再会する。可愛かったはずの六つ年上の幼馴染みは、なんと男らしい長身のパティシエになっていたのだ。しかもそれ以来、矢波は手作りのスイーツを土産にたびたび瑞希の家を訪れるようになり…。


栗城さんの作品を読むのは、これで2作目かな?
まだどういうカラーの作家さんかわかってないのですが、この作品は実にディアプラスのカラーな感じで、好みでした♪
かわいくって甘い!
他の作品ももっと読んでみよ〜っと(≧∀≦)





小さな頃に甘いもの大好きな自分のためにいろんなものを作っていてくれた「ごうくん」こと矢波と、そんな彼にプロポーズしてしまったちびっ子・瑞希。
やがて親の転勤で離れ離れとなり、瑞希は大学生に、矢波はパティシエになり、久々の再会を果たすことに。
嬉しくて自分の作ったスイーツをせっせと持ってきてくれる矢波だけれど、瑞希は子供の頃の事件が元ですっかり甘いものがダメに…。
少なくともプロポーズしてしまうほどには矢波のこと好きだった瑞希、しかも矢波が今パティシエをしている理由が自分だと知って、自分が甘いもの食べれないということが言いづらくて内緒にしてるんだけど、やっぱりすぐにバレてしまう。
この事があるから、紆余曲折があるかと思いきや、二人の仲はなんなくうまくいきます。
事件が事件だっただけに、そこがヘビーだったらいやだなと思ってただけに、そこは一安心…だったんですけど、やっぱりそうは簡単にいかないですよね。
瑞希も甘いもの平気になってきたかも?と思ってた矢先に、事件を激しく思い出してしまうスイーツに出会ってしまう。
そこで彼は、トラウマをなくす方にがんばるんじゃなくて、どんなものがダメなのか、何がよくないのか、それを知る努力をするんです。
もちろん、昔のいやな事件を思い出してしまいたくないからって理由もあるだろうけど、お菓子作る矢波を傷つけたくないからって気持ちもあるんですよね。
こうやって書いてると、なんだか年下の瑞希ばかりが努力してるみたいですけど、矢波は攻オトコとして(笑)そうとうガマンを強いられて…うん、理性の神が宿ってるよ!
まあ、自分で自分にガマンを強いている攻めの姿は、ステキだよ。

ところで、二人の恋愛には直接関わってこない(当て馬でもない)、強いていえば人生には深く関わってしまってるといえばいいのかな…?
瑞希の弟視点のお話がさいごにちょっとありました。
なんとも複雑な気持ち抱えた弟の苦悩(笑)とあと安堵かな。
そういうお話って、BLだとなかなかめずらしいんじゃないかなあ。
これもよかったです。
posted by 棗 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>栗城偲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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